韓国映画

国際市場で逢いましょう

忙しい年末ですが
いい映画を観たな~
って感じです。

泣けて泣けて笑い泣き


朝鮮戦争のさなか
家族6人で逃げる途中に父と妹と
生き別れてしまった主人公の
ドクス(ファン・ジョンミン)

自分の人生よりも
家族優先でしか生きられなかった彼。
頑固じいさんの回想という形でストーリーは展開します。

冒頭で頑なに自分の店を売ろうとしないシーンが登場しますが、
そこには生き別れた父との約束が関係していたのです。



物語の始まりは
1950年の朝鮮戦争

中国軍の侵入から逃げるユン家の6人家族

妹の手を離すんじゃないぞ

そう父から言われるドクス。

しかし逃げ惑う群衆に巻き込まれ
妹とはぐれてしまいます。

妹を探しに行く前に父が

父さんがいなければお前が家長だ

家長はどんな時も家族優先だ

家族を守れ

それが父からの最後の言葉でした。


その後のドクスの行動・人生は
全てここが起点となっています。

映画の最後に自分の人生を振り返って
心情を吐露する場面が。

ドクスがどう考え、
激動の時代をどう生きてきたか。


この映画は
人情ドラマでもあり、
戦争によって背負うものが大きかった
ドクスを通して反戦を訴える映画でもある気がします。




しかし、辛いばかりの映画ではないところが良い点☝️

脇を固める俳優さんも魅力的

ドクスの生涯の悪友ダルグ(オ・ダルス)
彼の子供時代を演じる子役が激似ゲラゲラ



家族のために大金を稼ごうとドイツの炭鉱で掘削作業に明け暮れていたある日。
後に妻となる
ヨンジャ(キム・ユンジン)との出逢い

さすが、アメリカと韓国の両方で活躍する
国際女優✨
彼女の演技にも泣かされました😭




カメオで歴史上の人物も顔を出します。

現代グループ創立者 チョン・ジュヨン
俳優さんはどなたか存じ上げない💦


韓国ファッション界の第一人者
アンドレ・キム
実際のご本人は個性的な髪型をされていたような…


ベトナムで助けてくれた
韓国海兵隊員 トロット歌手のナム・ジン
チャーミングな兵隊さん役
でも銃を構える姿はさすがトップアーティスト✨





最後に

泣けて笑えて飽きさせない作りになっています。
あまりドラマでは見ないファン・ジョンミンですが、
改めてチャーミングな俳優さんだと思いました。


映画を見終わってみると
タイトルの国際市場で逢いましょう
の意味と付け方の妙に感心させられました。


お正月に家族で観る映画の候補に加えてみてはウインク