NHK、朝から泣かせてくれますよ。
「ひよっこ」
岡田惠和さんの脚本か、沢村一樹・宮本信子さんの演技力か。
前の東京オリンピックの頃の雰囲気を出しているんでしょうね。
私の知るところではないけれど、伝わってきます。
出稼ぎのお父さんが洋食屋さんで初めてハヤシライスを食べる。
おかみさんが、国立競技場の建設現場で働いたことを「自慢していいよ」と言ってくれる。
カツサンドをお土産に持たせてくれる。…そのくらいの事なんだけど。
平成になってから関東の建築現場で事故で亡くなった、有村架純が演じる「みね子」と同年代の私の叔父のことも重なって、涙が止まらなくなってしまいました。
今回の朝ドラは何かを成し遂げたというような偉い人じゃなく、市井の人々が主人公のようです。出稼ぎのお父さんたちや、団塊の世代の人達が今の日本を作り上げたと言っても過言じゃないのでしょう。
タイトルバックは物質文明を表現するような動画になっています。
昭和の時代に忘れてきたものを思い出させるようなドラマになるのかな。
期待しちゃいます。
そのあとの「あさイチ」でも用務員のおじさんへのサプライス感謝が温かくて。緩んでいた涙腺がまた崩壊してしまったのでした。