ついに、ついに昨日19日、皆様の前に“ナマ”の2人が登場しました


2人が登壇したのは第19回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭最終日、スパイラルホールでのQ&Aセッション。
今日はその中から、いくつかご紹介しますね。
司会:(スプリング・フィーバーについて)ゲイでもバイセクシャルでもストレートでもない、不思議な人間関係が描かれている。新しい関係を模索する中国の若い人たちをテーマにしている映画だと解釈しましたが?
チンさん:それをわかってくださったことに感動しました。
チェンさん:男女関係だけではない、シンプルな人としての情感を表現したかった。
司会:ロウ・イエ監督が前作『天安門、恋人たち』により5年間の映画制作禁止を当局より受けているなかでの撮影でしたが?
チンさん:俳優として、そして中国公民として道徳観はしっかり持っています。ロウ・イエ監督と一本の映画を撮るということは、それに照らし合わせてもまったく違反しないもの。
チェンさん:中国ではこういうテーマの作品は本当に少ないので、確かに迷いはあった。でもひとりの俳優としてこの役をやりとげる意義があると思いました。
言葉の端々から、2人はとても監督を信頼しているんだなぁ~と感じました。
きっとその監督と俳優の関係が映画の雰囲気を盛り上げているんですね。
客席:いちばん印象に残っているシーンは?
チンさん:(ジャンとルオのラブシーンである)シャワーの場面。
チェンさん:冒頭の蓮の花が映る場面。まるで純粋な僕を表しているかのようだから。(お客さんの笑いを誘ってました

紳士なチンさん&おちゃめなチェンさん、とってもステキでした~
