電気系#001 メインスイッチ | 直しているつもりだけど壊しているのかもしれない。

直しているつもりだけど壊しているのかもしれない。

ハーレーに乗り始めて15年経ちました。

昨年は寒さに負けて仕掛かりにしていた配線引き直しですが、ぼちぼち再下準備を始めようと思っています。

はじめに断っておきますが、ワタクシ、メカ屋さん専攻していましたが、電気関係はほとんどわかりません。

ですので中学の理科、高校物理程度の知識をフルに使って取り組んでいます。

ここに書き込みながら勉強できたらなと。


まずはメインスイッチの配線です。

これが現物。
冬眠鉄馬

サービスマニュアルどおりの配線図だとこんな感じ。
冬眠鉄馬

Aはタン色の電線。この先はコネクタを介してメインサーキットブレーカーに繋がっています。

メインサーキットブレーカーの次がバッテリーですので、ここが大元の電源供給元になっています。

AとEはタン色の電線で結線されています。


Bは紫色の電線で、灯火系回路のサーキットブレーカーに続いています。

Cは茶色の電線で、点火系回路のサーキットブレーカー。

BとCは紫色の電線で結線されています。


Fは赤の電線でアクセサリ系回路のサーキットブレーカーに続いています。

FとDは赤の電線で結線されています。


スイッチの裏側を見てみます。

写真は配線図にあわせて見やすいように左右反転させています


①オフポジションです。
冬眠鉄馬

真ん中のバーは右側はA端子と繋がっていますが、左側はどれとも繋がっていません。

ですので通電しない=OFFです。


②アクセサリポジションです。
冬眠鉄馬


AとDが接続されています。

DはFと繋がっており、Fはアクセサリ系の回路に繋がっていますので、バッテリ~アクセサリ系のみ通電、と言う事になります。

点火系の回路には通電していませんので、このポジションではエンジンはかかりません。


③IGNポジション

冬眠鉄馬


AとCとFが繋がっています。

Cは点火系の回路。

Fはアクセサリ系の回路。

Bの灯火系の回路はCと結線されていますので、すなわち全ての回路が通電している事になります。


④ライトポジション
冬眠鉄馬

BとCとEとFが繋がっています。

AとEも電線で繋がっていますのでバッテリーからの電源はきています。

Bは灯火系の回路。

Cは点火系の回路。

Fはアクセサリ系の回路。

ですので全回路通電しています。


・ ・ ・ ・ あれっ、イグニポジションとライトポジションって結局おんなじじゃん。


ワタクシ、中古で買ってオーナーズマニュアルとか無しで乗ってきたんで、メインスイッチの正しい位置と機能をわかっていないのですが、これでOKですかね?

もしかして「バイクはいつでもライトオン」対応でこの二つのポジションは同じ事になっちゃっているのでしょうか?


ちなみに私のバイクはサービスマニュアル通りの配線ではなく、
冬眠鉄馬

こんな感じになっていました。


①OFFポジションはOFF

②アクセサリポジションはDとFが結線されていないので、OFF (ハザードも無いし、アクセサリだけ通電させる必要も無いので)

③IGNポジションはBとCが結線されていないので、点火系回路とアクセサリ系回路のみ通電。

④ライトポジションで全て通電。


となります。


確かにメインスイッチでライトのON-OFFしていました。

なるほど、「バイクはいつでもライトオン」解除方法はここにヒントがありますね。