モロカイ島はオアフ島から見えるのだが、行ってみるとたいへんな田舎だ。島にタクシーは1、2台しかなく、ホテルも1、2軒。その昔、わたしはレンタカーを借りて島中を走ったが、夜は街灯がなく、どこを走っているのかわかない。レンタカーも島には1、2台しかなかったであろう。オアフ島は日本人でいっぱいだが、モロカイで日本人は見ない。モクレレ航空の小型機に乗って、オアフからモロカイへ飛ぶ。

 下の写真はモロカイ島にあるイリイリオパエというヘイアウだ。キリスト教を受けいれる以前の古代ハワイの宗教は多神教であったが、そうした信仰に付随する宗教行事に用いられたのがヘイアウ(聖所)だ。石を敷き詰めた舞台のような構造をしていて、様々な宗教的な行事がとりおこなわれ、ヘイアウによっては生け贄がささげられた。以上、ウィキを参考にした。

 台上に広がっている。心霊スポットであり、のぼると、暑さもあって、頭がくらくらした。1日ここにいても、人はだれも来ないであろう。

 

 ヘイアウの側面。

 動物の骨が供えてある。

 ティーリーフに溶岩をのせたお供え。

 溶岩をティーリーフでくるんである。