通り過ぎる風
舞い散る淡い花弁
揺れる黄色い菜の花の路
あの日と同じ香りは
鼻先で思い出と心を揺らす
目をつぶれば
眩しさと みつめた笑顔
その笑顔は
優しさで溢れていて
ぶつかった日も
切ない夜も
確かめ合った日々も…
全てを ヒトツにした
そんな 透き通った
心地良い風は
過ぎた過ちだけを忘れさせてくれる
射し込む光
強くそよぐ風
柔らかな笑い声
紛れ揺れながら
流れる時間の中
ゆっくり歩きながら
手探りで
僕だけの春
探し続けるんだ
キミと未来と
明日を 見つめる途中
今 全てを思い出す
通り過ぎた
季節と キミの香りは
まだ
この胸の奥で揺れている事
足跡も残さずに
思い出だけを
置いていった
通り過ぎた淡い季節
また来年の
その日まで
その時まで
静かに待っていて…
いつの日にか…
きっとまた…
。