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いつか見た夢…

その儚さに打ちひしぐなら

この夜を越えてまでも
朝陽など見たくはない


僕が見た夢

呆れた誰かが静かに溜め息を一つ


叶わないなんて言わないでおくれ
涙が止まらなくなりそうだから


冷たい風 夜の匂い

寒さが身体中にしみる

理由なんて無い

ただ無性に
あの日の空が恋しくなるんだ


澄んだ星空 浮かんだ月見つめ

嗚呼 今夜も寒い左側


いつかの雨は僕の笑い声を掻き消し

笑顔の意味すらも溶かせば

昨日と共に洗い流した…


風 雨 流れ


夢 光 惹かれ


俯いた僕が見たモノは


こぼれた雫


夢の欠片


蒼い月



西空色の鮮やかな橙も


今夜の夢に重ねよう






  。