[ 光の亡者 ]降り出した小さな雨粒がポツリ僕を濡らす雫にあの日の涙がキラリと重なる遠いと思い込んでいた見つめてた筈のキミの影ゆらり気が付けばすぐ隣まで静かに伸びていたさり気ない仕草も僕の思い込みだとすれば理解不能修復不可能辿る道は閉ざされる歩くために作った道それが今は遮る行く手と視界と感情信じた夢は儚くフワリ啄まれ宙を舞い記憶の残骸となる残骸さえも啄む僕は過去の亡者