少し緊張しながら迎えた朝。

 

息子はとうとう起きてこなくなりました不安

 

恐る恐る部屋を覗くと、うずくまる息子がベットの上にいました。

 

 

たろママ「どうしたの?具合悪いの?」

 

息子「起き上がると眩暈がする、気持ち悪くなる」

 

 

起き上がると吐き気…。

 

「これは起立性調節障害に違いない!真顔

私はとっさにそう思いました。

 

 

なぜそう思ったかというと、この二日間「朝 吐き気 中学生」などのワードで検索していたところ、出てきたからです。

 

起立性調節障害とは自律神経の乱れによって、立ち上がった時に脳への血流が低下し、様々な症状が現れる病す。特に成長期である小学生高学年から中学生にかけて多く発症する。

 

 

まだまだ不登校とは思っていなかった私は、息子に

 

 

「病院行って調べてもらおう!悲しい今日は仕事早退してくるからね」

と伝え、一旦仕事に行くことにしました。

 

 

息子は3日連続の欠席。

インフル・コロナ以外で学校を連続して欠席するのは、中学生になって初めてのことでした。

 

 

 

午後、早退してきた私は、息子と共に病院を受診しました。

 

問診し、血液検査を行うために息子が別室に移動したとき、医師が言いました。

 

 

「お母さん、息子さんは学校に行きたくないとか、思い当たるところはない?血液検査が正常なら、もしかしたらそういう可能性もあるよ」

 

 

…学校に行きたくない?どうして?

 

頭の中がザワザワとしている中、血液検査は異常なし、身体的には健康との結果が出ました。

 

血流をよくするお薬を処方してもらい、その日は帰宅、お薬を飲んで様子を見ることにしました。

 

 

 

 

帰り道の息子は、いつもと変わらず元気で明るい様子でした。

 

一方私は「明日も行けなかったら…」という思いで頭がいっぱいで、息子に作り笑いを見せることしかできませんでした。

 

 

どうかお薬が効いて、起きた時に頭に血流が回って、学校に行けますように。

帰り道もずっとそう思っていました。

 

 

 

でも…

 

 

翌日も、その翌日も、息子は起き上がれず学校を欠席してしまったのです…悲しい