診断士試験学習 回想録② 1次試験1日目①編
回想録、2回目です。
今回は、1次試験1日目の、経済学・経済政策と、財務・会計です。
ちなみに私は、TACの通信講座(Web)を、2010年10月から始めました。
で、1次試験に関しては、基本的にはTACの教材、講義以外は使っていません・・・
■経済学・経済政策(試験結果: 48点)■
-正直、学習を開始した当初から、「この学習が、
中小企業の診断の何に役立つんだろう・・・
」と思うくらい、
私にとっては、意味不明な科目でした・・・。
-なので、「理解はできるのですが、点に結びつかない。
」
「一度覚えても、1週間後には忘れる・・・
」ということばかり。
-それが結果として、本試験の点数に表れていました。
だって、IS/LM分析とか、中小企業には関係ないでしょ・・・。
TACの講師も、「経済学・経済政策は、『そういうものだ』と
割り切って、深く考えずに学習してください」と言っていたし・・・
-ただ、あまりにも理解に苦しんだ部分(マクロ経済)もあり、
1次試験で唯一、TAC以外の参考書を買いました。
買ったのは、「試験対応らくらくマクロ経済学入門」(茂木喜久雄著)
です。
-これはこれで、非常に分かりやすかったですが、結局最後は、
TACのテキストのみで試験に対応しました。。。
-ご存じの通り、平成22年度のこの科目が、極端に難易度が
上がったため、自分としては、かなりまずい・・・と、気をもんだの
ですが、何とか、足切りだけにはなりませんでした。。。
-そんなこんなで・・・この科目だけは残念ながら皆さまに、アドバイス
できることがありません・・・。
■財務・会計(試験結果:72点)■
-この科目、学習前は、一番危険視していました・・・。
-というのも、社会人1,2年目のころ、会社の指示で「簿記3級」を
取得しなさい、ということがあったのですが、社会人人生で受けた
たくさんの資格のうち、この簿記3級だけ、なんと2回も落ちて、
3度目で受かったんです。。。
-というわけで、身構えて臨んだのですが、実は振り返ると、1次2次
ともに、この財務・会計に救われました。
-もともと計算が得意なので、理論さえ覚えれば、簡単なものでした。
結果的には、全編通して苦手なところはなく、さらに、TACの
「集中特訓 財務・会計 計算問題集」
の問題を、すべて、すらすらと解けるようにし、万全な対策を取りました。
-財務・会計の計算問題については、いろんな人のブログで、いろんな
問題集をお勧めしていますが、私としては、複数の出版社の計算問題集に
手を出すよりは、
1. 過去問
2. TAC スピード問題集
3. TAC 集中特訓 財務・会計 計算問題集
3つがあれば、初学者でも、十分だと思います。
(参考書に関してのコメントは、最終回に・・・)
-さらに言うと、1次試験の受験までに、このTACの計算問題集をすらすら
解けるようになっていれば、2次の事例Ⅳの個別計算問題は、ほぼ完ぺき
だと思います。
なので、今年の2次の個別計算問題は、あまりにも簡単すぎて、かえって
疑心暗鬼になったくらいです。
かつ、2次の勉強を1次試験の後に始めても、事例Ⅳの計算で焦る
ことはなかったので、精神的に非常に楽でした。
-私のお勧めとしては、
・知識問題は、まずはテキストに書いてあることはすべて押さえ、それ
以外の問題は、「捨てる」勇気を持つ
・計算問題集を絞り、それを何度も解き、すらすらできるようにする
・忘れ防止のため、毎日計算問題を解く。
(電車の中で解くのがGood。ポケット電卓を持って、車内でやって
いました)
・1次試験前までに、2次レベルの計算問題も解けるようにしておく
です。
これが、私が胸を張って、「財務・会計に救われた
」と言える理由です。
今年の真夏の1次試験、1日目の午前にこの2科目が終わったとき、かなり
ホッとしました・・・。
「嵐は過ぎた・・・午後は、得意の企業経営理論、運営管理だ。。。」
と・・・。
ただ、財務・会計は、「やっちゃったかなぁ・・・」という思いもあり、その日の
晩は悔しさのあまり、夜3時位まで、眠れませんでした。。。
2日目の事を考えると、気が焦り、また眠れなくなる・・・という悪循環でした
が、何とか結果オーライでした・・・。
さて、次回は、企業経営理論と、運営管理です。。。
■今日の1次の思い出■
五反田の試験会場に行く途中。交差点の信号待ちで、TACの遠藤先生に遭遇。
「絶対合格だかんなー!」
と、ガッツポーズとともに発破をかけられ、いざ会場へ・・・。
今回は、1次試験1日目の、経済学・経済政策と、財務・会計です。
ちなみに私は、TACの通信講座(Web)を、2010年10月から始めました。
で、1次試験に関しては、基本的にはTACの教材、講義以外は使っていません・・・
■経済学・経済政策(試験結果: 48点)■
-正直、学習を開始した当初から、「この学習が、
中小企業の診断の何に役立つんだろう・・・

私にとっては、意味不明な科目でした・・・。
-なので、「理解はできるのですが、点に結びつかない。

「一度覚えても、1週間後には忘れる・・・

-それが結果として、本試験の点数に表れていました。
だって、IS/LM分析とか、中小企業には関係ないでしょ・・・。
TACの講師も、「経済学・経済政策は、『そういうものだ』と
割り切って、深く考えずに学習してください」と言っていたし・・・
-ただ、あまりにも理解に苦しんだ部分(マクロ経済)もあり、
1次試験で唯一、TAC以外の参考書を買いました。
買ったのは、「試験対応らくらくマクロ経済学入門」(茂木喜久雄著)
です。
-これはこれで、非常に分かりやすかったですが、結局最後は、
TACのテキストのみで試験に対応しました。。。
-ご存じの通り、平成22年度のこの科目が、極端に難易度が
上がったため、自分としては、かなりまずい・・・と、気をもんだの
ですが、何とか、足切りだけにはなりませんでした。。。
-そんなこんなで・・・この科目だけは残念ながら皆さまに、アドバイス
できることがありません・・・。
■財務・会計(試験結果:72点)■
-この科目、学習前は、一番危険視していました・・・。
-というのも、社会人1,2年目のころ、会社の指示で「簿記3級」を
取得しなさい、ということがあったのですが、社会人人生で受けた
たくさんの資格のうち、この簿記3級だけ、なんと2回も落ちて、
3度目で受かったんです。。。
-というわけで、身構えて臨んだのですが、実は振り返ると、1次2次
ともに、この財務・会計に救われました。
-もともと計算が得意なので、理論さえ覚えれば、簡単なものでした。
結果的には、全編通して苦手なところはなく、さらに、TACの
「集中特訓 財務・会計 計算問題集」
の問題を、すべて、すらすらと解けるようにし、万全な対策を取りました。
-財務・会計の計算問題については、いろんな人のブログで、いろんな
問題集をお勧めしていますが、私としては、複数の出版社の計算問題集に
手を出すよりは、
1. 過去問
2. TAC スピード問題集
3. TAC 集中特訓 財務・会計 計算問題集
3つがあれば、初学者でも、十分だと思います。
(参考書に関してのコメントは、最終回に・・・)
-さらに言うと、1次試験の受験までに、このTACの計算問題集をすらすら
解けるようになっていれば、2次の事例Ⅳの個別計算問題は、ほぼ完ぺき
だと思います。
なので、今年の2次の個別計算問題は、あまりにも簡単すぎて、かえって
疑心暗鬼になったくらいです。
かつ、2次の勉強を1次試験の後に始めても、事例Ⅳの計算で焦る
ことはなかったので、精神的に非常に楽でした。
-私のお勧めとしては、
・知識問題は、まずはテキストに書いてあることはすべて押さえ、それ
以外の問題は、「捨てる」勇気を持つ
・計算問題集を絞り、それを何度も解き、すらすらできるようにする
・忘れ防止のため、毎日計算問題を解く。
(電車の中で解くのがGood。ポケット電卓を持って、車内でやって
いました)
・1次試験前までに、2次レベルの計算問題も解けるようにしておく
です。
これが、私が胸を張って、「財務・会計に救われた

今年の真夏の1次試験、1日目の午前にこの2科目が終わったとき、かなり
ホッとしました・・・。
「嵐は過ぎた・・・午後は、得意の企業経営理論、運営管理だ。。。」
と・・・。
ただ、財務・会計は、「やっちゃったかなぁ・・・」という思いもあり、その日の
晩は悔しさのあまり、夜3時位まで、眠れませんでした。。。

2日目の事を考えると、気が焦り、また眠れなくなる・・・という悪循環でした
が、何とか結果オーライでした・・・。
さて、次回は、企業経営理論と、運営管理です。。。
■今日の1次の思い出■
五反田の試験会場に行く途中。交差点の信号待ちで、TACの遠藤先生に遭遇。
「絶対合格だかんなー!」
と、ガッツポーズとともに発破をかけられ、いざ会場へ・・・。