今日は学校の授業が珍しくお休みで、道路の雪もそれなりに溶けていたので久々に近所のBOOK・OFFに行って来ました。
なので今回のブログの内容は全て《つれづれ購入品》です^^;。
まずは一つ目。

『ロマンアルバム・エクストラ・となりのトトロ(450円)』
このムック本を読んで、トトロは3000年も昔から日本にいたって事を今さらながら知りました(これって遅いことなのかな?)。
宮崎さんって世俗に染まった大人とかは嫌いみたい(むしろ、人間いなくなっちゃえ!とか思ってるよう)だけど、そういうのに染まって無い子供には希望を持ってちゃんと向き合って接しているんだよね。
現に『トトロ』は昭和30年代のあの頃が懐かしいからと作ったのではなくて、この作品をきっかけにして子供たちが草むらをかけたり、ドングリを拾ったりしてくれないかとか、そういう子供が本来持っているはずの“らしさ”を取り戻して欲しいという願いを込めて『トトロ』を作ったのではないかなと思いました。
にしてもトトロって本当に超然としてるわ…。サツキがメイを捜していたときなんて、助けようと思ってネコバスを呼んだ訳じゃなくて本当に只のサービスだし、しかもその理由が「かわいい~~!」だし(笑)。
次にこちらの三本(手短にいきます)。

『オズの魔法使い/アンデルセン物語(250円)』&『あかずきん(105円)』&『タオタオ絵本館・アニメ世界動物ばなし・12ヶ月の精と子ジカ(105円)』
『オズの魔法使い/アンデルセン物語』
こんなに有名な古典作品なのに、実はまだ見て無かった。
折角買ったので、時間が出来たら見ます。
『あかずきん』
これは子供向け英語学習のためのビデオ作品でした。
本編の作品はアニメーターである南家こうじさんがデザインしたキャラたちが動き回ってました。
ちなみに狼は最後猟師に殺されてました。
『タオタオ絵本館・アニメ世界動物ばなし・12ヶ月の精と子ジカ』
これも先ほど見ました(本当は『シュンマオ物語タオタオ』が見たかったのだけれども…。まー仕方がない)。
とにかく美術が綺麗!しゅうさえこさんの歌が良い!
お話は『ドラえもん』のオールシーズンバッチの回を彷彿とさせるようなものでした。
最後に…これはびっくりしたなぁ。

『妖精フローレンス(105円)』
本当に「まさか」の買い物でした。
この作品のことを知ってたら、あなた“通”ですよ(アニメ雑誌にも中々紹介されないですしね)。
見つけた時はちょっと鳥肌が立ちました…。
やはりこの本で一番見たかったのは、原作者である辻さんのあとがき。
赤字覚悟で「ファンタジア」のようなフルミュージックアニメーションを製作することって、やはり並大抵の精神力(+資金力)では出来ないような大きな事なんだな…と改めて感じました。
この作品が公開されてからもう25年以上経つのだけれども、他人からのちゃんとした講評・批評文を見たことが余り無い気がする(もっとも、私が一番読みたいのはクラシック博学者による考察文だったりするのだけれど)。
アニミズムを題材にしたアニメーションとしてはかなりの名作であると、個人的には思っているのだけどなぁ~。
あと、途中に出て来るキティちゃん等サンリオキャラクターは「妖精」という扱いらしいです(そりゃ、『アンパンマン』のジャムおじさんやバタコさん等アンパンマンワールドの住人達が「妖精」ならば、キティちゃん達も十分「妖精」の内に入るはずだよね)。
…やだ、今回は少し長くなっちゃった^^;。
やっぱり話題は一日一個の方が良いね。