皆さま、こんにちは!
広報スタッフです
昨夜5/16(木)のNHKクローズアップ現代+ご覧いただけましたでしょうか。
『“魂の殺人”性暴力・無罪判決の波紋』
代表理事 山本潤もゲスト出演し、この問題を訴えました。
ご出演の皆様方と。
今年3月、名古屋地裁岡崎支部が出した判決に波紋が広がっていることを受けて、その背景にある「刑法で定められた犯罪の要件」をわかりやすくご説明いただき、なぜ、性犯罪は立証が難しいのか、そのハードルの高さをご一緒に考えていただける内容となっております。
※お見逃しの皆さま、テキスト版はNHKサイト(こちら)からご覧いただけます。または、有料ですがNHKオンデマンドからもご覧いただけます。
『NHKの皆様、この度は、誠にありがとうございました。この場をお借りいたしまして、厚く御礼申し上げます。公共放送として、「性犯罪・性暴力」の現状、被害者の被害時の心理、被害後の人生にそれがどのような影響を及ぼすのか、今後ともぜひご取材いただきたいと思っております。
性暴力は「魂の殺人」と呼ばれているのは、ご承知の通りです。私たちの夢や希望の全てを奪い取ります。笑顔も気力も友達も家族も仕事も人生の全てがうまくいかなくなるような経験です。もちろん、これらは社会から労働力を奪い、貧困へとつながる深刻な問題です。
被害者の多くが、「私と同じような目にはもう誰にもあわせたくない」という思いでいることをご存知ですか?私たちSpringもその思いを決して失くすことはありません。どうか、このテーマを深く長く取り上げてくださいます様お願いいたします。一人でも多くの被害者を救うことにつながります。今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。』
ここ数ヶ月、様々なメディア様に取り上げていただきその反響の大きさにとても驚かされています。性被害者は「暗数」と言われている所以がここにもあるように感じております。
「どうして」「なぜ」の声は私たちにも続々と届いており、中には、『女性であるならば、性暴力のようなものを一度は経験しているのでは』というコメントも寄せられました。
「もう、こんな時代は終わりにしたいと思います。」
今回の放送では法律家もご出演されておりました。私たち被害者側、私たちにご賛同いただいている皆さまの考えとは少し意見が食い違い、対立するように思われた方もいらっしゃったかと思います。中にはその方へ批判をされている方もおられるようですが、決してそうではないというところをどうぞご理解いただきたいと思います。
『実態とあっていない』これこそが全ての原因だと思っています。
法律(刑法)がそうであるように、今の法曹界はあの立ち位置です。残念ながら、被害者に寄り添った状況ではない、実態とは大きくかけ離れていると言わざるをえません。
ここに今こそ「対話」が必要なんです。私たちは対話を求めます。被害の現状を、被害時の被害者の心理を、被害者のその後をどうか知っていただきたい。それが豊かな社会への第一歩だと思っております。
刑法は明治時代に作られたものです。110年もの昔、男尊女卑や富国強兵などの時代です。今とは価値観が大きく異なります。そんな時代に作られた刑法では、私たちは守られません。
『まずは「性暴力が性犯罪である」と言うルール作りを!』
『だからこそ、刑法のさらなる改正が必要なんです!』
私たちは、この現状をなんとかしたいという思いで日々活動しております。今後ともイベントや広報を通じて社会の皆さまのご理解が得られるよう、皆さまとご一緒に歩みを進めて参ります。
【署名活動もう少しで3万5000人に到達します!】
現在、私共Springは、Human Rights Now様、VOICE UP JAPAN様と共にchange.orgにて署名キャンペーンを行なっております。
ーあなたの声で助かる人がいます。
ーあなたの声に救われる人がいます。
性暴力は子供たちや若者の夢や希望の全てを奪い取ってしまうような経験です。
あなたやあなたの大切な人を守るために、子供たちや若者の未来を守るために、
一緒に声をあげませんか。
何もしなければ社会は変わりません。
あなたの声を待っています。
署名はこちらからどうぞ
↓↓↓
▪️ お問い合わせ先:一般社団法人Spring事務局 ▪️
*只今、お問い合わせが殺到しておりご回答にお時間を頂戴いたしております。
ご了承の程、何卒宜しくお願い申し上げます。
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性被害を司法に届け出ても、よくあることで捜査や裁判は難しいことと言われてしまう現状があります。
実態を明らかにし、当事者一人一人の声を届けるロビイングや広報を通じ、問題の解決を目指します。
ー 活動資金のご支援をお願いいたします ー
詳細は、こちらから。
あなたのご支援が、私たちの励みになります。
ご覧いただきありがとうございました。