すでにお知らせをしておりますが、

10月14日(日)に、「イギリスに学んだ性暴力被害者中心の司法と支援」という、

7月に行った英国視察の報告イベントを開催いたします。

 

私も英国視察に行った一人です。

英国で学んだことを、ぜひ日本で伝え、生かしていけることを見つけていきたいと考えています。

ぜひご来場ください!

(ピカデリーサーカス駅周辺は、The London!と行った雰囲気で賑わっています)

 

今回は、視察で起きたトラブルから学んだ、ロンドンの通報システムについてご紹介します。

 

英国視察中、同行したメンバーの一人が盗難の被害に遭いました。

警察に届け出たらよいのか、でも英語でどのように伝えたらよいのか、

そもそもどこに行けばよいのか、事情を聞いた私たちも悩みました。

 

そこで、在英日本大使館や、現地でサポートくださっていた方々に連絡して事情を話したところ、

警察への通報を進められました。

ロンドンでは、盗難被害などについて、警察への通報をonlineで行うことができるのです。

 

(緊迫感ある雰囲気を、パチリ。

ロンドンには移民がたくさん住んでいます。英語がネイティブレベルでなくても、通報ができ、数日以内に登録した電話番号へ警察から連絡がくるシステム)

 

onlineの通報サイトは簡単な英語で書かれており、

ほとんどの項目において、提示された選択肢を選んでいくだけで大丈夫です。

これならば、英語が不自由な場合でも通報しやすく、とても良い制度だと思いました。

 

私が何より感銘を受けたのは、被害者支援が必要かどうかを尋ねる項目があったことです。

被害を受けた人が被害者支援を受ける、

それが当たり前のこととして存在しているのだと感じました。

 

なお、日本に帰国してから、日本はonline通報はどのようになっているのか調べたところ、

警視庁には「聴覚や言語に障害のある方や音声による110番通報が困難な方」のための通報アプリがありました。

また、警察庁も、来年から、スマートフォンで通話をしなくても110番通報できるアプリを導入する予定である、と新聞記事で読みました。

 

様々な通報手段が用意されていることで、もっと警察に届出しやすくなるのではと思います。

こうした方法が、もっと一般に広まることを願っています。

 

 

*   *   *   *   *

 

Spring視察報告会

「イギリスに学んだ性暴力被害者中心の司法と支援」

日時…2018年10月14日(日) 13:45~16:30(開場13:20)

場所…お茶の水女子大学 共通講義棟2号館 101教室

    東京都文京区大塚2-1-1 http://www.ocha.ac.jp/access/index.html

          ※当日は、護国寺駅寄りの南門が閉門しています。

          茗荷谷駅寄りの正門をご利用ください。

参加費…500円(英国視察報告冊子代)

お申し込み方法…下記のリンク内「チケットを申し込む」からお手続きください。

申し込み完了後、通知メールが届きます。

https://spring181014.peatix.comb

 

【後援】外務省  / 駐日英国大使館

 

「性暴力の現状を何とかしたい」「英国の制度を知りたい」「Springの活動に関心がある」

みなさんのお越しをお待ちしております!

イベント詳細は、こちら

 

*本イベントは、「平成30年ボランティア・市民活動支援総合基金「ゆめ応援ファンド」 東京ボランティア・市民活動センター」様からの助成により開催されます。

*「英国視察」に関する記事はこちらから、一気読み頂けます^^

*チラシダウンロードはこちらから!ご自由にお使いください。

    

 

▼本件に関するお問い合わせ先:一般社団法人Springイベントチーム

event@spring-voice.org

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性被害を司法に届け出ても、よくあることで捜査や裁判は難しいことと言われてしまう現状があります。

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