こんにちは!
今年は例年になく、酷暑ですね。
8月、9月はどうなってしまうのか・・・少々不安です(^^;)
皆さま、体調に気をつけてお過ごしくださいね☀️
 
 
さて、Springは先日警察庁からお声がけをいただき、
「警察における性犯罪被害者の心情に配意した対応のあり方について」
意見交換会に参加してまいりました。
この日は、新ロビイングメンバーと共に7名で参加しました🌱
ここ数年で、警察の性被害者への対応トレーニングは進んでいると聞きますが、
それでも、まだ現場では二次被害を受けている方がいることも現実です。
署によって、人によって対応がまちまちで、まだまだひどく傷つけられる対応がたくさんあります。
 
私たちは、「運でその方の人生が左右されてしまうことがあっては、ならない。」
心ある人・やる気のある人に当たったらラッキーorアンラッキーといった、
そんな事態が起こってはならないと考えています。
 
被害に遭われた方は、等しく皆、人権に配慮された対応を受ける権利があります。
 
 
警察では、現在、このようなガイドラインのもとで取り組みがされています。

▼第3次犯罪被害者等基本計画  (平成28年4月1日閣議決定)政策番号109

https://www.npa.go.jp/hanzaihigai/kuwashiku/keikaku/pdf/dai3_basic_plan.pdf

 

▼3 保護、捜査、公判等の過程における配慮等(基本法第19条関係)

https://www.npa.go.jp/hanzaihigai/whitepaper/w-2017/html/gaiyou/part2/s2_3.html

 

 

もちろん、現場で一生懸命になってくださる捜査員の皆さまも、いらっしゃると聞きます。
全国の警察における「対応レベルを一定以上に底上げ」していくには、どのような内容にしていったら良いか?等
2時間程意見交換をさせていただきました。
 
そこでは、被害届を出さなくても証拠採取と保存ができるようになること、
被害者の精神的経済的負担が軽減されるようになること 等々
様々なことをお伝えしました。
(2時間では足りないほど・・・!)
 
 

そして「こんな状況の日本を何とか変えたい」、
どこにいっても、安心して話を聴いてもらい、司法の対応も精神的ケアの対応も受けられる、
そんな世の中にしていきたいと、私たちは考えています。

 

 

犯罪被害者等基本法による基本計画によって警察の取り組みも盛り込まれており、

それを体系化させていくことは非常にハードルが高いことも事実ですが、

確実に「今のままでは十分ではない」と感じてもらえたと思います。

 

警察庁から被害者団体へ意見交換のお声がかかるようになったこと自体、

社会が少しずつ変わってきている証だと、感じます。

 

今後も、きちんと被害当事者の意見が反映された、

研修カリキュラムやマニュアルになるよう、

働きかけと対話を続けてまいります!

 

ありがとうございました🌺

 

▼お問い合わせ先:一般社団法人Spring事務局

info@spring-voice.org

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