今年6月16日、性犯罪に関する刑法が110年ぶりに大幅に改正されました。

 

今回の改正では、強盗よりも罪が軽かった“強姦”の量刑の引上げ(※1)や、被害者に負担の多かった親告罪の非親告罪化など、私たち性暴力被害者や支援者が訴えてきたことが一部反映されるかたちとなりました。このことを私たちは喜び、真摯に検討し議論を重ねてくださった議員の方たちに感謝しています。

 

でも、今回の改正内容は、私たちが望んでいたことの一部です。

今回の改正でも、救われない性暴力被害者がいます。

 

 

たとえば、子どものときに性被害を受け、被害を自覚したり、訴えたりすることのできないまま時効を迎えてしまう被害者がいます(※2)。

レイプされても、相手がパートナーだったために被害届を出せない被害者がいます(※3)。

教師や上司など、目上の相手から関係性を利用して性行為を強要されても、被害を立証することができない被害者がいます(※4)。

また、今回の改正では、「集団強姦罪」が廃止されました(※5)。

 

 

今年改正された刑法も、このような被害者たちに対応できません。

まだまだ法が性暴力の実態に追いついていないのです。

被害者の人生は大きなダメージを受けて変わってしまったのに、

加害者の人生は何ごともなかったかのように続いていくのが今の日本です。

 

 

今回の改正には付帯決議が付き、3年後の見直し規定が設けられています。

もしこの見直し規定により、再度改正の議論が始まれば、刑法では初めてのことだそうです。

私たちは、何としても3年後に、再度改正の議論が始まることを望んでいます。

 

このために起ち上げたのが、一般社団法人Springです。

 

被害者を救うために、どのような法律が必要なのか、何をすればいいのか。

私たちと情報を共有し、一緒に考えてみませんか。

 

 

◆◇◆◇開催詳細◇◆◇◆

【日時】9月23日(土)13:30~16:00(13:00開場)

【場所】文京区男女平等センター 研修室B

    東京都文京区本郷4-8-3 本郷真砂アーバンハイツ1F<アクセス

【対象】この問題に関心がある市民60人

 

【スケジュール】 
13:30 開始
▼第1部 私たちのストーリー
刑法(性犯罪)改正でも救われないストーリーを聞き、何が不足しているのか、弁護士の解説と共に考える。


<登壇者>
・ストーリーをシェアしてくれる人(代読)
・村田智子さん(弁護士、日弁連被害者支援委員会副委員長)
三重県生まれ。10歳のときに千葉、その後茨城に転居。
早稲田大学法学部卒業。1996年弁護士登録(48期)。 東京弁護士会所属。2016年度東京弁護士会監事。現在、日弁連犯罪被害者支援委員会副委員長。
・モデレーター 山本潤

▼第2部 フラワーパフォーマンス
Spring~私たちの春へ~
パフォーマー hanamicco(ドイツフローリスト/NFD講師/フラワーデザイナー)https://minne.com/@hanamicco
~Spring~そこに込められた私たちの想いや希望を花によるパフォーマンスで表現します。

▼第3部 Spring紹介
・3年後の見直し規定を実現するための戦略発表&メンバー募集!
・シェアリング

15:30

*懇親会*
ドリンクとお菓子を用意します
 

*ギフト*

お花を1本ずつお持ち帰りできます。

 

【参加費】1,500円(お花・軽食代込み)

当日受付にて、現金でお支払いください。

 

【お申し込み先】

event@spring-voice.org 宛に

以下をご記入の上、送信をお願い致します。

<件名>9/23参加

<本文>お名前(ニックネーム可)、フリガナ、メールアドレス、電話番号(緊急時連絡がとれる番号)

 

 

 

※記録、写真撮影はスタッフのみが行います。

センシティブな内容であることをご理解頂ければ幸いです。

 

※当日は、メディア取材が入ります。

撮影不可席を設けますが、数に限りがありますので、ご希望の方はお早めにお越しいただくことをお勧めします。

 

 

 

(※1)法定刑下限を懲役3年から5年へ引き上げ

(※2)今回の改正で、性犯罪に関する公訴時効の廃止・または停止が検討されましたが、改正は見送られました。

(※3)パートナー間でも強制性交等罪(旧・強姦罪)は成立しますが、実際に訴える人はほとんどいません。配偶者間における被害について明記した方が被害を訴えやすくなることから、改正が検討されましたが見送られました。

(※4)強制性交等罪は「暴行脅迫を用いて姦淫したもの」と定義されています。しかし、教師や上司など、目上の立場であることを利用し、暴行脅迫を用いずとも性的行為を強要するケースが実際に多く発生しています。このため、地位・関係性を利用した性的行為に関する規定の創設が検討されていましたが、監護者(実親・養親など)にのみ限定され、雇用者と被雇用者、指導者・非指導者などの「関係性」について規定は見送りとなりました。

(※5)今回の改正による法定刑下限の引き上げに伴い、「集団強姦罪」と「集団強姦致死傷罪」が廃止されました。

 

 

▼チラシは、こちらにございます。

(※通信状況によっては、表示までに少々お時間がかかります)

 

 

▼【イベントに関するお問い合わせ先】

一般社団法人Spring事務局<イベントチーム>

event@spring-voice.org 

 

 

▼イベント以外の当団体に関するお問い合わせ先

一般社団法人Spring事務局

info@spring-voice.org

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