家族を偲び

新年のご挨拶、

控えておりましたが


鏡開きも過ぎ

小正月の気配


本年も

変わらぬお付き合いをお願いいたします。



講座のお知らせです。


麻布にあります

日本料理の名店「分とく山」


その総料理長の野崎洋光さまは

テレビや雑誌などでご存知のことと思います。


そして

日本橋にあります

鰹節の老舗にんべん

社長の高津さま


お二人のお話を伺いながら

出汁のとり方を学ぶスペシャルなランチ講座


にんべん×分とく山 アカデミックレストラン



江戸東京野菜と出汁の相乗効果を

味わっていただきます。


江戸東京野菜に関わる諸師に

はるかにおよぶものではありませんが


江戸東京野菜に関して、

また講座のナビゲーターは


野菜ソムリエ霜村春菜が

務めさせていただきます。


ベストを尽くして

皆さまをお迎えしたいと思います。




また先月同様

JAさまで

朝ごはんを召し上がっていただく講座も

開催いたします。


野菜ソムリエの朝会


今回のテーマはゴボウ



19日という大寒の朝ではございますが、

寒さにまけずがんばります。


「幻のゴボウ」をお見せできるかも。。。




今後は

野菜や果物をいただくという

インナービューティーだけでなく


大人の女性のたしなみとして

日本の伝統芸能であります能楽を学ぶ講座も

企画していきたいとおもいます。


立ち居振る舞いも

美しさに関わるもの


姿の美しさは

時に奪われるものもありますが、


身についた所作

またその精神は

誰にも盗むことはできません。


(1月27日に大学生向けにいたしますが

ご興味がある方はメッセージでお知らせください)

皆さまにお迎え出来ます事を

心から楽しみにしております。







   ベルおねがいベル


 今日もお読みいただき、

 ありがとうございますドキドキ


講座はエンターテイメント音譜

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 野菜ソムリエ 霜村春菜口紅




本年もあとわずか


推敲を重ね

やっと今年最後の日に間に合いました

お話です。


納めのご挨拶に変えて…


2週間ほど前

浅草では 納めの縁日

羽子板市がありました。


四季折々の菜摘歌(なつみうた)-羽子板市


羽子板を誰かが求めるたびに

景気付けの三本締めが

境内に響きます。


三本締めのリズムは

タ・タ・タン

タ・タ・タン

タ・タ・タン

タン


これは数と漢字を判じたもの


タ・タ・タンと3つ手を打つ


これを3回合わせると

3×3で9

九となり


最後に一つ

タンと手を打つことで


漢字の「九」に一本足して

漢字の「丸」にいたします


「丸く収める」に

かけているのです


来年のお守りも

この日から渡されます


半月も前から

来年のお守りなんて

お江戸は気が早いですね。



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「羽子板」

邪気を跳ね返す

といわれています。


四季折々の菜摘歌(なつみうた)-浅草寺羽子板市

また、

「おい羽根」

黒くて固い丸の部分は

豆に見立てられて

魔を滅する(魔滅)魔よけ。


おい羽根全体が

害虫を食べてくれる

「トンボ」に似ていることから


悪い虫がつかないように

女の子のお守りにもされています。


(トンボは蚊の天敵です。)


私はゆびトンボを

贈っていただいたので

羽子板は求めませんでした。



四季折々の菜摘歌(なつみうた)-美人羽子板

クリスマスにはケーキを食べ

初詣は神社に行く私は

信心深いほうだとは思いませんが


いただいたものには

その人の気持ちが宿っている気がしますし、

私を守ってくれるような気がします。


「もの」だけでなく

「言葉」もそうですね。



畑に行くようになってから


お世話になっている生産者さんに

「お参りに行くんですよ♪」というと

「かわりにお参りしてきてくれ」と

代参を頼まれることが多くあります。



(お小遣いもらう歳ではないのですが…)

「美味しいもの食べてきたら」と
お金を渡されることもあって


最初のころは

お土産を買ってかえろ~くらいに

軽く考えておりました…


でも、

皆さんから真剣なようすで頼まれます。


そんな姿を見、


農業の厳しさを見、


天候・病気・虫といった

人間の力では敵わないものの存在

も知るにつれ


皆さんは

自分ではどうしようもない不安な部分を預け、

作ることに専念したいのかもしれないと

気がつきました。


それから私は

頼まれれば、そのぶん


いや、それ以上に

真剣にお参りをするようになりました。


羽子板市でも

しっかり

来年のお守りをかって帰りました。


迷ったのですが、

なんとなく

自分の分は買い求めず。。。


自分は何とかなるからいいや~

なんて思ったのかもしれませんね。



四季折々の菜摘歌(なつみうた)-はなやしき


でも。。。

今思えば不思議なのですけど


自分のものは

買う必要がなかったんです。

同じ日に、

高知県からお手紙が届き、

その中にお守りが入っていたから。


贈ってくださったのは

春に高知でお会いした

南国市女性部の方でした。


旅行先でお守りをみつけて

急に私を思い出してくれたのだそうです。


「気に入らんかもしれんけど、

もっちょって。

うんと、がんばりや!」

という手紙が添えられていました。


もう…


自分はなんて幸せもんなんだろうと

すごくうれしくて

めちゃくちゃ泣きました。


なんてありがたい。


お守りとはこういうものであったかと

初めてわかりました。


ずっと大切にします。


そして
自分もその方のように

誰かにお守りを

渡せるような人でありたい

と思います。


私は野菜ソムリエになってから

人とのつながりを

勉強させていただいています。


ブログを読んでくださっている

皆さんともつながっている。


年の終わりまで

まだ何時間かございますが

あらためまして…


本年もお読みいただき

誠にありがとうございました。


皆さまにとって2011年が

ますます幸い多き年となりますよう
こころからお祈り申し上げます。




   ベルおねがいベル


 本年もお読みいただき、

 ありがとうございましたドキドキ


  今後とも菜摘歌を

よろしくお願いいたします音譜

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 野菜ソムリエ 霜村春菜口紅


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明日は冬至

昼が一番短い日です


冬至カボチャ

ユズ


両方ともビタミンたっぷりで

この時期にはありがたい。


一番、陽の短い日に

この二つを扱う意味って

何なのでしょう。。。


そんなことを考えながら

高知のユズでシチューを作りました。



ちなみに明日、

銀座の高知県アンテナショップ

まるごと高知では

ゆずプレゼントがありますよビックリマーク


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材料 4人分

ハウスのシチュールゥ 半分


四季折々の菜摘歌(なつみうた)-ハウスシチュールゥ

ユズは香りが命、

食べきれる半量を使います。


半分づつ使えるパッケージって便利ですね


この箱を眺めていたら、

すごいこと発見
外箱を半分に折ってしまえる!?



四季折々の菜摘歌(なつみうた)-ハウスシチュー半分に!

こういう工夫
元包装部の私、大好きです。


材料に戻ります。

ユズ1個


四季折々の菜摘歌(なつみうた)-高知ゆず

綺麗です。。。


材料 他は

豚肉 ももスライス 100g

長ねぎ (深谷などお鍋用がおいしい) 2本

きのこ類 (ホワイトマッシュルーム・エリンギなど) 1パック

サトイモ 6個

カリフラワー (ロマネスコ・茹でたもの) 飾り用

赤ピーマン (高知県産) 飾り用

水 700ml

豆乳 100ml



作り方

1、ユズ以外の材料を一口大に切り、シチュー鍋でいためる。

2、水を加え、沸騰してから10分ほど煮込み、ルゥをいれて5分ほど煮込む

3、火を止めて、お鍋のクツクツとわく感じがおさまったら、豆乳をいれる。

4、ユズをすりおろし、飾りのカリフラワーと赤ピーマンで飾り付け。


洋風の冬至料理をイメージしたのですが、

ちょっと和風Xmasにもいいかなと思いはじめ、

盛りつけはこんな感じに。。。


四季折々の菜摘歌(なつみうた)-高知ユズシチュー


ユズの果汁をさっと降りいれても分離せず、

美味しいと言うひともいました。

こちらはお好みで。


ユズの皮をおろしがねでする間、

なんともいい香り。。。

作りながらも楽しめるのがユズの魅力です。


作って食べながら、

どうしてカボチャとユズなのか考えて

私なりに気がついたこと。


二つとも明るくて太陽の色をしている。


一番太陽の出ている時間が短い日に
暖かい日差しをおもわせるものを食べ

あたたまり、太陽を思う。。。


太陽に感謝するとともにパワーが湧いてきそうです。


そうそう

日本で日射量が一番なのは

高知県なんですって。


だから冬至に

高知県で太陽をたくさん浴びたユズを使い

ユズ香るシチューであたたまるのも面白いでしょ?



四季折々の菜摘歌(なつみうた)-まるごと高知ユズフェア

一番最初に書きましたが

高知県アンテナショップ

まるごと高知では22日まで

ゆずフェアをやっています。

→まるごと高知


ユズのプレゼントあり♪


いらっしゃる方のために

霜村春菜流まるご高知の楽しみ方を

お伝えしますね。


四季折々の菜摘歌(なつみうた)-まるごと高知 はりまやばし

前回は「神社」になっていた「まるごと高知」

今回は「はりまや橋」version


坂本龍馬まで…。


明日はどうなっているでしょう。。。


ユズ生産量が日本一の高知県だけあって

加工品もたくさんあります。


四季折々の菜摘歌(なつみうた)-まるごと高知 ユズ加工コーナー


四季折々の菜摘歌(なつみうた)-高知ユズガム
(このガムはコンビニで)


冬至にいろいろな高知ユズを

食べてみるのも楽しそう。


「まるごと高知」の2階にある
高知ダイニング「おきゃく」

六本木ヒルズのタウンガイド

ヒルズクラブに特集されていました。

→こちら


四季折々の菜摘歌(なつみうた)-売れ筋ランキング
(まるごと高知売れ筋ランキング2位

「漁師のラー油」美味しいですよ)


あ、それから、

今日のタイトル

「シチューにしちゅーき」

なんですが、


高知県の職員さんに

初めて教えてもらった土佐弁です。


他にも

「すき焼、好きやきー」

「この靴、ナイキじゃないき」

の3本立てで教えてもらいました。


その方曰く

「高知県民にぜったいウケル!」

とのことだったので、

何回か高知県民に言ってるんですけど


「それは、すき焼きが好きって意味やき、

2番目は、今はいている靴がナイキってブランドやないって意味やき…」

と真剣に説明してくれたり。。。


いや、意味を問うているのではなく、

笑ってほしいだけなんですけど。。。


そんな面白い人がたくさんいる高知県


今年はその温かい人柄に

支えていただくことが多くありました。


このシチューを作っている間も

とても素敵な手紙が高知県南国市から届き、

実は私、うれしくて泣きながら食べました。


高知とのご縁をいただけたことに

心から感謝しています。


そのお話は次の草子に。




   ベルおねがいベル


 今日もお読みいただき、

 ありがとうございますドキドキ


土佐弁が流ちょうになってきたと

    褒められます音譜

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