一人旅をしていると、特に今回のように少し長く旅をしていると、
うれしいこともいっぱいありますが、
たまに困ることや凹みそうなこともあります。
ツアー旅行なら困ることは添乗員さんに聞いたり、
助けてもらったりできますが、
一人旅では全て自分で解決しなくてはなりません。
大変だったり面倒だったり泣きそうだったりしますが、
その分自分の思うままに過ごせるので、
やっぱり私は自由な一人旅が自分らしくて好きです。
そんな泣きそうな時を
今までの旅でも何度も味わっていますが、
不思議とそんな時は誰かが助けてくれたり、
大変だった後に天使のような優しい人に出会うのです。
例えば、ネパールに行った時、
山の中に行き、帰りの迎えのタクシーを頼んでおいたのに来なくて、
あんなに頼んでおいたのにと途方に暮れました。
バスも電車もないどころか、電話もなければ人も通らない場所で
一人ポツンと数時間待ったことがありました。
本当にどうしようかと思っていると、
たまたま通りがかった地元の人が、
私のために街まで車で送れる人がいないか
麓の村までわざわざ探しに行ってくれました。
そして来てくれたおじさんはとてもいい人で、
結局そのおじさんに一日お世話になりました。
タクシーが来なくてそのおじさんに会えてよかったー!と感謝でした。
今回の旅でも、ニュージーランドの人はたいていフレンドリーですが、
たまたま当たった観光案内所のお姉さんが何故かとても厳しくて、
どうすればいいのかわからず辺りをウロウロ彷徨い、
凹みそうだったのですが、
その後乗ったバスの運転手さんがとても優しく、
観光客が行かない辺鄙な場所で降りる私に、
(牧場に行った時です。)
「ここからどうするの?」「誰か迎えに来るの?」
「その人はどこで待っているの? 」「大丈夫?!」
と、とても優しく心配してくれ、
一人じゃないと心が温かくなりました。
そんな例はいっぱいあり、
困ったりちょっと凹みそうな時の
人の優しさが本当にありがたく心に沁みます。
旅も人生も同じで、
本当に困った時、どうしようもなく途方に暮れる時、
ふと誰かや何かが現れ助けてくれます。
でもそれにはルールがあって、
「誰かなんとかして~!」「誰かなんとかしてくれるかも?!」と人をあてにせず、
自力でなんとかしようとがんばる時、
そして、心配や不安に飲み込まれないで、
きっといい方向に進んでいるんだと信じる時です。
途方に暮れても凹みそうでも、
でもこれにはきっと意味があるさと思ったり、
キツイことを言われて元気がなくなりそうでも、
自分で気持ちを切り替えて楽しもうとしたりして、
閉じそうになる心を閉じないで、
今に心を開くと、
必ず天使のような優しさに出会い救われるような気持ちになります。
これは何も、全て自分で解決しなくてはいけないというわけではなくて、
自力で顔を上げ、前向きにがんばっていると
天使がやってきてくれるということです。
人生でもいつも途方に暮れる時は、
“山は最後の登りが一番キツイから、きっと今がそうなんだ。
ということはあと少しがんばればいいんだ!” と思って、
「それでも◯◯が大好きさ!」と思いながら進みます。
この「それでも◯◯が大好きさ!」は、「もうイヤ!」と思う時ほど
声に出して言うと効果的です。
嫌いな相手やイヤな状況にウソをついて好きだと言う必要はないですが、
例えば今回の例なら、
山で一人途方に暮れる時、すっぽかされたタクシーは好きにはなれなくても、
それで「もう旅なんか嫌い!ネパールなんか嫌い!」と思わずに、
「(タクシーには参ったけど)でもネパールは大好き!」と思うということです。
例えばこれが職場なら、
「(上司は苦手だけど)でも仕事はやりがいがあって大好き!」と
思えるといいですね。
もし今、凹んでいたり大変な状況にあるなら、
最後の登りだと思って、
心を開いて「それでも◯◯が大好きさ!」と言いながら元気よく進んでみてください。
きっと天使が現れますよ(^_-)☆
天使ではなく、かわいいスーパーマンを発見。笑(クライストチャーチにて。)
牧場にて。アルパカの赤ちゃんと牧場のお母さん。
愛あふれる光景でした。o(^-^)o
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