今日も沖縄旅行での気づきを。
今回の旅では、一緒に行った母の希望により
ホテルでのんびりすること以外特に予定もなく、
ゆっくりするつもりだったのですが、
(私もそれがいいなと思っていました。)
そう希望した母は、本人が思う以上にボーっとするのが苦手で、
日頃からフットワーク軽く動き回る人なので、
案の定、「明日はどうする?どこへ行く?」と言い出しました。笑
私に気を使ったのかな?とも思ったので、
あまり長時間にならない
ホテルの近くで出来る体験教室を探し琉球村というところへ行ってみました。
よくわからないまま行ってみたのですが、
フラッと行って聞いてみると、どれもちょうどよく
すぐに開始の時間で、参加できたのでやってみました。
いくつかやった中で、手びねりシーサー作りというのがあったのですが、
これはサンプルを参考にして
自分の手で土のかたまりから小さなシーサーの形を作っていくものでした。
最初見た時は、こんな難しそうなの私には無理!と思いましたが、
母は陶芸をやっていたことがあり、きっと好きだろうなと思ったので
まあヘンテコでもおもしろいからいいかとやってみることにしました。
土に触れると子供の頃のような気分になりワクワク。
先生に手順を習いながらサンプルを参考に作業を進め、
気がつけば夢中で作っていました。
土を触るっていいものですね!
顔は好きに作れるのですが、
せっかくなので大口を開けて笑っている顔にしました。
そうして出来上がってみると、
同じサンプルを見て同じ手順で作ったのに、
同じように笑っているのに、
母のと私のは全然違う顔なのです。
目が大きいとか、かわいいとかの話ではなく、
出ている雰囲気が違うのです。
他の参加者の方たちのを見ても、
おもしろいほどどれも似ていなくて、
一つ一つが全く違っていました。
陽気そうな顔や、穏やかそうなの、
優しそうなのや、元気がよさそうなの、
また、ちょっとキリキリした感じや、
笑顔なのに笑ってる雰囲気ではなさそうなものなど、
同じシーサーとは思えないほどでした。
そうしてよく見ていると、
作り手の雰囲気とシーサーの雰囲気が似ているなと気づきました。
特に個性的に作ろうとせず、
サンプルと同じように…と思って作っても、
こんなに自分のままが出るものなのだなぁと思いました。
母のシーサーを見て、母の今を思い眺め、
また、自分のシーサーは本当に笑っているかな?!
心が晴れやかかな?!と客観的に眺めることができました。
きっとシーサーに限らず、
モナリザをみんなで模写してもそれぞれ違うように、
自分の顔にも立ち居振る舞いにも、
声や文章にも、ピアノにも料理にも、
全てにその人が出ているのでしょうが、
土で顔を作るととてもよくわかりました。
やり慣れていないが故に不器用で、
小手先のワザでうまくカバーしたり隠すことができないからでしょう。
無意識にただ作った顔が、今の自分の鏡のようで、
まじまじと眺めました。
たまにはこうして客観的に自分を眺めるのもいいものですね。
無理して笑顔でいても作品には素が出ますから、
本当の今の自分が見られます。
お時間のあるかたは、ぜひ粘土などで
遊びで顔を作ってみられるとおもしろいかもしれないですね。

さて、どんな顔に見えるでしょうか?!
(ちょっとドキドキです。笑)
焼いてからひと月後に届く予定です。
楽しみですo(^-^)o
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