今日は音楽のお話です。
気楽にお付き合いしていただけたら
うれしいです(*^.^*)


私は普段ピアノを教えているのですが、
たまにピアノ関係ではない友達や知り合った人と
クラシックの話になるととても残念に思うことがあります。

それは、クラシック音楽が
癒し音楽だと思われていることです。

たいていそう言う人は、
『クラシックも好きでたまに聴きますよ。
詳しくないですが、名曲集などで。』
と言います。

これは本当によく聞く言葉です。

たまにでもなんでも、
クラシックに興味を持ってもらえるのは
本当にうれしいですo(^-^)o

始めは多くの人は名曲集から入ると思います。
私も小学生の頃買ってもらったアルバムは
題名も知らないままよく聴きました。

名曲集に入っている曲というと、
ショパンのノクターンやワルツ、雨だれ、
シューマンのトロイメライ、
ドビュッシーやモーツァルトの軽めの曲、
ベートーヴェンなら悲愴ソナタの2楽章などがテッパンです。
(題名を聞いてもピンとこないですよねあせる

ただ、どれもゆったり穏やかな感じです。

これが、“クラシック=癒し”のイメージに
なってしまっているのだろうなと思います。

でもそれはクラシックのほんの一部です。

例えば小説でも、短いライトなものもあれば、
ドーンと重い長編もあり、
恋愛ものや推理、純文学、SFやファンタジー、
時代もの、冒険もの…と様々なタイプがあります。

クラシック音楽も同じで、
ライトな短い曲もあれば、
本格派の人生を語るような大作や、
哲学的な曲、時代や国民色豊かな曲と様々なタイプがあり、

癒しとは言えない曲もたくさんあります。


人生が始めから終わりまで穏やかなだけではないように、
小説の長編が穏やかな日常ではないように、
音楽も長い曲は穏やかなゆったりした雰囲気だけではなく、
苦悩したりエネルギッシュにはじけたりするわけです。


穏やかな癒し音楽的なクラシックはほんの一部で、
それをクラシック音楽だと思うのは、
ライトノベルしか読んだことがない
小説好きのような感じです。

ああ、もったいない…


もちろん、ライトノベルが大好きで
それだけを読む小説好きもアリだと思いますから、
クラシックもそれでも全くかまわないと思いますが、

それがクラシック音楽だと思われているのが
残念だなぁと思います。


みなさんクラシックには、
癒し音楽みたいなものの他に、
長く難しそうな曲があるのは知っていると
思うのですが、

わからないから聴く気にならないという人が多い思います。


でも、マンガでも、何十巻もある大作のほうが、
深くておもしろいと思いませんか?

登場人物のキャラクターに惚れ、
恋したりすれ違ったり、
人生のドラマに引きずり込まれ、
ドキドキしながら続きを読むのは、

長編マンガや小説ではないかと思うのです。

クラシック音楽も同じで、
本当にハマるのは大作です。

いきなり40分の曲を聴くのは辛いと思いますが、
ちょっとおもしろそうだなと興味を持たれたかたは、

ヒーリング音楽のような穏やかな曲ではなく、
ちょっとドラマのある8分くらいの曲から
トライしてみてほしいなと思います。

クラシックは心地よいだけの
バックミュージックではないです。

名曲集から一歩先へ、
ぜひトライしてみてほしいなと思いますo(^-^)o


P.S.

たくさんオススメしたい曲はありますが、

まずはドラマティックで人気のショパンを。

ピアニストなら誰でも一度は弾く曲で、

素人さんにも人気の曲です。

コチラです ↓ ↓

ショパン バラード1番

はじめの入り方からどんなドラマが待っているのかと

期待させられます。

約9分ですが、飽きそうなかたは、

・はじめ

・3分40秒~

・4分50秒~

・8分~最後


と、雰囲気が変わっているのをチラっとお楽しみください音譜

特に最後は指を見ているだけでもおもしろいですよ。


私はこの曲を初めて試験で弾いてから

もう22年たちますが、

未だに飽きることなく

よく弾きます。

最後の終わり方まで大好きですキラキラ






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Yuko Kitayama


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