両親が昔叶えたかった夢を
知っていますか


私は最近、両親との会話から、
思わぬ夢や趣味の一致を発見し、
驚いています。





私は幼稚園の頃からピアノが大好きでしたが、
両親は全く音楽はちんぷんかんぷんでしたし、
長年習ったバレエなんてもちろん
両親に知識などありませんでしたから、

よくスピリチュアル系の本を読むと出てくる
両親の趣味や昔の夢を振り返るワークをやっても、

うちは全然一致せず、
当てはまらないなぁと思っていました。


唯一重なるのは旅行好きなところくらいで、
私も両親も20数カ国を旅しました。

父の趣味の、ゴルフや将棋、釣り、
麻雀、お酒を飲むなどや、

母の趣味の、テニスや水泳(昔)、
パンやケーキ作り、洋裁や陶芸など、

私はさっぱりでした。


よく両親を合わせたのが子供だから、
自然と両親の夢を引き継いでいたりすると言いますが、

いくら考えてもあまり重ならないので、
きっと私は、ピアノの道へ進むことを
応援してくれる両親を選んだのかな?と
思っていました。

その点については、
大学を卒業するまで一切反対されず、
応援してもらったので。



それがいい大人になって、

えっ!聞いてないよ~!!

ということがあり、
ビックリしています。


母との共通点を先に見つけたのですが、

母は昔から英語が大好きで、
キャビンアテンダントになりたかったのだとか。

中高時代は、英語ばかり勉強していたそうで、
ビートルズのファンだったそう。

え、私も高校時代ビートルズが好きで
聴いてましたけど!

英語を話せるようになりたくて英会話学校に通い、
38歳にして留学しましたし。

極めつけが、
母は、父との結婚を反対され、
無理矢理お見合い相手と結婚式を挙げさせられたその夜、
逃げ出し父のもとに走ったと!

ウソでしょ~!!

あの母がまさかそんなドラマみたいなことを
したなんて!!


あぁ、確かに私は母の娘だわ…。

と思った瞬間でした。

(私も恥ずかしながら
激しい恋をした人生でしたから。
いい歳してこんな話ですみません。)

何より自分の気持ちに正直に
強く生きた母の生き方は、
そのまま私が引継いだようです。



この話を仲のいい友達に話したのですが、
一様に

さすがあなたのお母さんだね~!

と言われました。笑


それにしても分からないのは父で、
どう考えても共通点が見つかりませんでした。

さりげなく父に昔の夢は何か
聞いたりもしましたが野球選手と言うし、

しかも父はひどい音痴で、

運動音痴の私と音痴の父は
全く共通点がなく、
父の血が薄いのか?と思っていました。

(さすがに、そこまでの大恋愛の2人でしたから、
父が別の人とは思いませんし。笑)


そして昨日、
また両親と話していたら、
父は大学時代放送部にいたと言い出しました。

それは知らなかったな~
私もそういえば小学生の頃、
校内放送をする係りだったな~
くらいに思い出しました。

詳しく聞いてみると、
アナウンスではなく、
ラジオドラマの脚本を書いていたと。

そして本当はテレビ局やラジオ局で、

ドラマの脚本を書きたかったと言うのです!
(父は普通のサラリーマンでした。)

実際に就職試験でその方面を受けたそうですが、

父の両親が大学時代に亡くなり、

二人の妹がいる父は

和歌山からでられなかったそうです。


ビックリしました!


私もこうしてブログを毎日書いているように
文章を書くのが好きで、

旅仲間と本の出版に少しですが
著者の1人として参加しました。
(ブログ情報のメッセージボード参照。)

そして恥ずかしながら、
昔は小説を書こうとしたことも。
(グダグダでしたが…。恥ずかしい歴史ですあせる

私が書くのが好きなのは
父親ゆずりなのか!と思いました。


もう興味津々で、
どんな脚本を書いていたのか、
テーマはどんなものだったのか
さり気なさを装いつつ(照れて話さなくなるので)
根掘り葉掘り聞いてみると、

照れていないフリをしながら、
犬におやつをあげつつ逃げながら、
背中を向けたまま、

『テーマは…

愛とかそういうのだったかな…』


と言うではありませんか!


ビックリ…。


父が、愛と 言った。。


ああ、この人はやっぱり私の父だ…


と思った瞬間でした。

(当たり前ですが。)


私はさりげなく聞き流したようなフリをしましたが、
(父が照れているだろうから。)
本当にビックリしていました。


私は父に似ていないのではなく、
知らなかったのです。

父は70歳になる昭和の男性ですから、
あまり自分のことを言わなかっただけだったのです。


全く共通点がないと思っていた両親と
こんなに共通点があるなんて

むしろそっくりなのでは?!


姉と私は田舎の本家の姉妹だから
婿養子を取らないといけないと気にする
私たちに、

『好きな人と結婚したらいいんだよ。
どこでも行っていいんだよ。』

といつも言ってくれていました。

あんな恋を貫き結婚した2人だからだったのだなぁと
思いました。


「早く結婚しろ子供を作れ、
そんな普通の幸せな家庭を」と
うるさく言われましたが、

両親のその夢は、
今は2人の男の子の母になった姉が叶え、

私は両親が諦めたもう一つの夢を叶えて
生きるのだなと思いました。

私はピアノの先生になるという1番目の自分の夢は
もう叶えましたから。


私がいい歳をして留学した時も、
母はとても応援してくれました。

執筆参加した本を父に手渡した時、
すぐには読まず、
1人ゆっくり部屋に篭って読んでくれたのは、
よほどうれしく思ってくれたから
だったのでしょう。


旅が好きで、
母のように習い事が好きで凝り性で、
英語が好きで、
父のように書いて表現し伝えることが好きな私。


世界を旅して、
書いて表現して伝える人生は、
両親の夢でもあるのだなぁと思いました。


ずっと思ってきましたが、
両親の元に生まれてきてよかったな。
心から感謝です。キラキラ


p.s.
ぜひご自分のご両親に
昔の夢を聞いてみてください。
ぜひご自分のお子さんに
自分の夢を語ってあげてくださいね



長い話を最後まで読んでいただいて、
ありがとうございましたクローバー

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Yuko Kitayama


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