私の住む和歌山市は今
台風の影響で雨が降っています。

今年の夏は雨が多いですね~

四国や九州地方が気になりますが、
何事もなく通り過ぎてくれるといいですね。


真夏なのに台風で大雨という異常気象で思い出しましたが、

私はサハラ砂漠で雨にあったことがあります。

ビックリしました!

雨が降らないから砂漠なんじゃないの?!

と思いましたが、
全く降らないわけではないようです。


その時私が旅した期間は、
日ごろの行いがよほど・・・なのか、
ほぼ雨でした・・・。

しかも、それだけではなく、
私は行ってないですが、北部の町では洪水になり、

家が浸水したり土壁が崩れたりで、
現地の新聞やTVでも連日
トップニュースでした。 

もともと雨の少ない国なので、 
雨対策はあまりされていないせいでしょうね。 



最初にその大雨に私がつかまったのが、
フェズから砂漠に向かうアトラス山脈のど真ん中でした。 
(フェズからエルフードに向かう途中の、 
タルゴムト峠を過ぎたあたりです) 

山の中の一本道で、片側一車線の道のまわりは
木も草もない荒地が広がるところでした。 
(山の中なのに木がないなんて日本ではないですよね。) 


数日前からの雨で、川なんてないところに、
けっこうな大きさの川ができていて、 
それが道を横断していたのです。





写真はその川のものですが、
無理矢理渡ろうとした乗用車が一台流され、 
トラックでもかなりの深さと勢いがあり、 
とても渡れる状況ではなく、 

川を前に両方面からくる車がどんどん溜まっていきました。


私の乗っていたバスは大きく、 
Uターンもできず、 

後ろにどんどん車が溜まってるのでバックもできない状況でした。


もちろん、バックできたところで、 
その山の一本道を100~200キロも引き返さないと 
他に逃げる道はないので不可能でした。 


携帯も繋がらず、
日本のように自衛隊がくるのも期待できず、 
なす術もなくただ雨がやんで、 
川の水が減るのを待つのみ・・・ 


1時間たっても2時間たっても状況は変わらず、

「これってトイレいきたくなったらどうするの?」

「あのずっと向こうにある草ぐらいしかないね」


などと、いよいよ覚悟をしかけたときに(^_^;)、
川に土砂が少し溜まってきました。


「このチャンスに渡らなくては!!」っと、
大型トラックが先陣をきって渡河成功!

これに続いて大型バスやトラックが渡り、
なんとか私たちの順番が回ってきて 
その場を乗り切りました。
(普通乗用車はあのままあそこで1泊だったんだろうな・・・)

川を渡ったときは、みんな息もできない緊張感で、
渡りきったときには拍手喝采でした(≧▽≦)

一緒にバスに乗っていたモロッコ人も

「こんなところで川を見たのは初めてだ」

と 本当に驚いていました。 



その後やっと到着したサハラ砂漠。

そこでも前日から雨が降っていて、
サラサラの砂を期待していたのに湿っていました・・・。汗



でも翌日には雨も上がり、
朝4時ごろにホテルを出て、

ラクダでサハラ砂漠の中へと向かいました。


心配していた雨はや止み、
満天の星空と月が見えました。

どこまでも広がる真っ暗な砂漠と降るような星空に、
自分がちっぽけに感じました。


思わず昔聴いた歌を歌いながらラクダに揺られ、
到着した場所で日の出を待ちました。



今か今かと日の出を待ち、

朝日が昇ると砂漠一面が真っ赤に染まりました。


(古い写真なのであまりきれいに見えないですねあせる


真っ赤な世界って見たことがありますか?

青い世界は空と海で見られますが、
真っ赤はなかなかないですよね。

モロッコのそのあたりの砂漠の砂の色は、
他の場所に比べて赤く、
本当に真っ赤に見えるのです。


そこで見た景色は、私が今まで旅で見た感動の景色ナンバー1です。


結局、無事に念願だったサハラ砂漠での日の出を見ることができ、

予想外の大雨とともに忘れられない思い出になりました。

また行きたいなぁキラキラ



(写真ヘタだな~f^_^; )
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