今日は仕事から帰ってきて
たまたまついていたTVのニュースで、
プロゴルファーの横峯さくらさんのお話をやっていました。

ご結婚されたそうで、
ご主人は彼女のメンタルトレーナーだそうです。

そのご主人のアドバイスからのお話で、
なるほど~!と思ったことを。



一つめは、

『集中するためには視野は広く。』


TVでもやっていましたが、
私の経験(ピアノ)でも、

集中しようとすると周りが見えなくなり、
自分でいっぱいいっぱいになり、

へんに緊張しすぎてプレッシャーで上手くいかないです。

そういう時ってたいてい目の前しか見えていないです。


逆に、上手くいったときにどうだったか考えると、
観客や会場の雰囲気、周りのスタッフさんたちの様子が
ちゃんと見えていて、感じられていました。


“上手く弾かなくちゃ。失敗しないように。集中して。”

などで頭がいっぱいだと、
鍵盤しか見えてないですが、

ある時それに気づき、
あえて鍵盤から視線を外し、
顔を上げ舞台全体や天井の高さ、
観客の様子、ピアノの向こう側などを見るようにすると、

硬く縮こまっていたものが広がるような感じがして、
伸び伸び弾けるようになりました。


きっと視野が狭い時は鬼の形相だったと思いますが、
広がると曲想に合わせて自然と笑顔が出たりします。


なんでもここ一番の集中力が必要な時ほど、
これは大事なポイントだなと思います。



もう一つは、

『自分に対してのOKラインを下げる。
実現できて目標になるところに設定する。』


なるほど~!と思いました。

“一番以外は許せない、完璧以外は許せない”
では、なかなか達成できず、
少しのミスも許せないせいで
余計なプレッシャーがかかってしまい、
満足できる結果はなかなか出せません。

小さなミスにこだわるより、
トータルの出来が大事だと自覚していれば、
最後までいい集中ができます。


オリンピックのフィギュアスケートでも、
ノーミスじゃなくても金メダル取る人はいますものね。


私自身も最近ようやくそういう目で
自分を見られるようになってきました。

そうすると、今まで結果にこだわり辛かったことが楽になり、
緊張度合いもかなり落ち着きましたし、

そのおかげで、結果も出やすくなりました。


舞台やスポーツ、仕事の
ここ一番の場面で力を発揮したいかたの、
参考になればいいなと思います(*^^*)