父が療養型病院に転院してから
今日で6日目
今日午後有休を取って面会に行きました
前の病院の時は面会時間が長く
また場所も実家から近かったので
毎日家族の誰かしらが面会に行きました
家族の誰も来られない日は
1日もありませんでした
しかし今度の病院は面会時間が短く
(療養型病院はどこも短いようです)
実家から気軽に行ける距離ではないため
誰も行けない日が生じています…
3日前に私が面会に行って
誰もいけないまま空いてしまいました
私も仕事だったこの2日間
「お父さん お父さん お父さん」と
面会に行けずとても気がかりでした
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3日ぶりだったからか
最初は少しスローな反応でした
しかし45分間ずっと会話をしているうちに
時間制限は30分ですがついつい長居してしまいます
会話がしっかりしてきましたホッ
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一昨日病院から電話で
父が自分で歩こうとして転んだとの
報告がありました
怪我も痛みもないそうで
父も「上手に転んだから大丈夫」と
言っていたとのこと
最近まったく歩こうとしなかった父が
夜ひとりでベッドから降りて
自力で数歩歩いて転んで
駆けつけた看護師さんに助け起こしてもらい
自分のベッドに戻るのにまた自力で歩いた
「父はどうしようと思ったんでしょう?
トイレに行きたかったのでしょうか?」
そう看護師さんに尋ねると
「わかりませんが…
昼間チラッと『家に帰りたい』と言っていて
自分で歩いてみようと思われたのかも…」
それを聞いて思わず涙が出ました
母も私も励ますつもりで
「歩けるようになったら帰ろうね」
と言ってきたのです
父は「うん」と言うだけで
「帰りたい」と私たち家族には
一言も言わなかったのです…
「歩けるようになってから」じゃなくても
私が住環境を整えれば良いのだと
決意を新たにしたできごとでした
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今日は転んだことには触れず
「帰れる準備頑張るからね!」と
伝えてきました
「チヅは少しは貯金があるのか?」と聞かれ
「うん任せて!」とは言えず…苦笑
「お父さんが稼いだお金を
お母さんがしっかり貯蓄してるよ
私も見習ってこれから貯金頑張るね!」
父も苦笑
「貯金はあった方がいいよね?」
と問う60歳前の娘に
「そりゃーあった方がいい」と諭す87歳父
療養している父に励まされてきた
今日の面会でした