80代の読書仲間が貸してくれた本

かあちゃん / 重松清 / 講談社文庫


さまざまな「母と子」の物語は

第1章から第8章まで連鎖していますが

その章によって中心となる親子は変わります


ページ数は500ページ以上と厚めだけれど

どのページからも登場人物たちの

言葉にできない気持ちが伝わってきて切ない


大人の私には自分を見つめ直す小説


中学生が読んだなら

これから何を大切にして生きていくか

そんな課題を与えられる一冊だと思います