昨日読み終えた小説

彼女は頭が悪いから / 姫野カオルコ / 文春文庫


2016年に起きた

「東大強制わいせつ事件」をテーマとした

フィクション小説です


フィクションとは言え

読者も実際の事件を追うことになり

読みながら正直気分が重くなります…



それでも読み終えた時は

読んで良かったと心から思いました


差別意識は…

誰の心にも潜んでいるのではないでしょうか


「学歴」や「育ち」で差別する

登場人物たちの意識ほど極端ではなくても


自分より若い とか

年をとっている とか

仕事ができるできない とか 


そんなことでも無意識のうちに

差別をしているかもしれない …


自分自身についても

内省させられた一冊でした