先日読み終えて涙した本
有吉佐和子さんの小説


一の糸 / 河出文庫


大正〜戦後にかけての文楽の世界に

人形浄瑠璃を知らない私も興味津々


とは言え

「文楽」はあくまでも背景として描かれ

物語の中心は主人公「茜」の半生です


私は茜に感情移入しながら

茜と一緒に旅をしました


そして胸を打たれたのが茜の母「世喜」


茜を愛し茜を守りときには厳しく励ます母

そんな世喜の姿や言葉に 私自身

心を奮い立たせてもらった気がします ぐすん


各々の登場人物から

感動をもらった一冊でした