先日 実家で見つけた本
「可愛い子供のスタイルブック」
講談社 婦人倶楽部

1965年4月刊行
私が生まれる1年前に発売されたらしい

画家 ファッションデザイナー 編集者
イラストレーター 人形作家 など
様々な顔を持つ 中原淳一さんの特集

兄か私が
落書きしてしまったページも多く…

こういうことするのは
たぶん私 ねー

母の嫁入り道具の桐の箪笥に
シールを貼りまくるという
前科持ちですからね 笑笑

「こんな懐かしい本があったよ〜」と言うと
「どーーーーしても捨てられないの」と母

そりゃあそうでしょう!
実際 私は母の作った服をよく着ていました

外を歩いていると通りすがりの人に
「舶来物のワンピースですか?」
なんて訊かれることもあったそう

今は次々とファッションが変わる時代ですが
当時は一冊が何年も役に立ったのでしょう


定価280円
時代と物価の推移を感じます

母が「捨てられない」と言う気持ちは
よーくわかるし むしろ
捨てずにいてくれて良かった!と思います

私が「借りてもいい?」と訊くと
「捨てなければずっと貸してあげる」と母

今は使わないものでも大切な宝物 
ということなのですね

娘になら持っていてもらって構わない
母の気持ちに愛を感じました

眺めているだけでも
十分楽しめる一冊ですが
お人形服作りのヒントも見つけられそうです