夫がこどもの頃からお世話になっている
80代の美しいご婦人が
ときどき私に本を貸してくださいます 

始まりは ハンニバルでした ↓


このあとも
モンテ・クリスト伯 をお借りしたり… 
→ 

30歳ほど年の違うご婦人と
読書という同じ趣味を持ち

また 薦めてくださる本が 
どれも私の心にハマるのが
嬉しいことでした 

上にリブログした記事に

うちもね 
夫婦で本が好きなの

夫婦で一緒に電車に乗っていても
それぞれで本を読んだりしているわ

あら
ちづさんとセイちゃんもそうなの?

夫婦で本が好きって
いいと思うわ~

好みのジャンルが違っていても
そんなことは いいのよね  

と 
ご婦人がお話ししてくださったことを
書いてあります 

その会話から数年後 
ご主人は他界されました 

しばらくは 
ご婦人から本が届くことが
途絶えていましたが 

先日 ひさしぶりに夫が
ご婦人から私へと言付かって
本を持ち帰ってきました 


「蜂蜜と遠雷」 恩田睦 / 幻冬社 
「舟を編む」 三浦しをん / 光文社 
「コンビニ人間」 村田沙耶香 / 文藝春秋 

どれも話題になった本で
読んでみたかったものばかりです 

ちょうど
読みかけの本を完読したところだったので
今朝から「舟を編む」を読み始めました  



私自身はしばらく
ご婦人にお会いしていないのですが
夫を介して本が届けられます 

私のことを忘れずにいてくださり
本を通して心が通っていることを
ありがたく思う読書です