今年も 前橋汀子さんの
アフタヌーン•コンサートに
行って参りました
今回もサントリーホールでの開催でした
アーク・カラヤン広場の大きな天蓋
雨降りの今日は 覆われていました
汀子さんの奏でるバイオリンの
異国情緒溢れる音色に
至福の時を過ごさせていただきました
国際的なバイオリニストとしての
技術は言うまでもなく
ご自身の 人としての魅力が音となって
私たちの胸に響くのですね …
バイオリンという小さな楽器から
これほど 様々な表現が生まれることに
あらためて驚きを感じました
人としての魅力 と言えば …
このコンサートでの伴奏は
初回からずっと ロシアのピアニスト
イーゴリ・ウリヤシュ氏でした
今回も 最初のチラシには
氏の名前が書かれています
大きな体に優しい笑顔のウリヤシュ氏は
40代の若さで 今年2月に急逝されました
軽やかなタッチでありながら
厚みのある音色が 私は大好きでした
また ユーモアを感じさせる仕草が
観客を和ませてくれました 

観客のために 次々にアンコール曲を
弾き始める汀子さんに
あたたかい眼差しを向けながら
「 しかたない 弾きましょう 」
と言いたげな表情で 肩をすくめて
両手を上にあげる氏の姿に
会場はドッと沸いたものです
心踊るような氏のピアノでした
心よりご冥福をお祈り申し上げます
さてさて!
実は今回
同行する予定だった私の母が
訳あって行けなくなり…
チケットどうしようか~
と母娘で話していたのです
私は ふと
ブロ友のローズベリーさん のお父様が
バイオリンを愛されていたと
前に伺ったことを思い出しました
急なお誘いでダメ元でしたが
ベリーさんはご自分の予定を調整して
お付き合いくださいました
久々のおしゃべり
ランチやお茶などの楽しかった時間
また次回にさせていただきますね 

