二日間お休みをいただき、昨日より営業を開始しております。
ご迷惑をおかけいたしました。
3月11日に、私の父が他界しました。
生前は、多くの方々にお世話になりました。
誠にありがとうございました。
父は17年前より呼吸器の病を患い
それと付き合うように暮らしてきました。
7年前からは、24時間酸素療法を取り入れ
いつも、どこに行くときもお鼻から酸素を取り込む暮らしとなりました。
それでも、常に前向き
そんな状況でも、愚痴を言ったり嘆いたり、ということは
一度もありませんでした。
幾度かの入退院を経験し
時に、命も危ぶまれる状況もあり
私も、深刻に思い詰めることもありました。
そのたび、父の命を救ってくれたのは
病院の主治医の先生とスタッフの皆様
訪問看護の看護士さん、すべての皆様のおかげでした。
感謝しても足りません。
今年に入り、父の病状が一気に悪化し
一日も早く入院をしたほうが良い状態になりましたが
父はそれを拒み続けました。
自分の状況がわかっていたのだと、その時私はわかっていました。
2月1日から病院で治療を受け28日に退院し
亡くなる3月11日まで、自宅で過ごしました。
「家に帰りたい」という父の願い
最期は自宅で看取りたいという私の希望もあり
先生にも、その旨をお伝えし
先生、看護師さん、様々な方々のご協力のもと
それを叶えることができました。
ありがとうございました。
先生との信頼関係、それまで充分な医療を受けてきたということがあっての退院でした。
父と同じ部屋に寝泊まりし、昼間はすぐ隣のお店で仕事をし
12日間を幸せに過ごしました。
父がどんどん痩せ、衰えていく様子を見ることは辛かったけれど
避けられないことは、いくらでもあるものです。
父は毎日「幸せだ」と言ってくれました。
他にも、たくさんの言葉を私に残してくれました。
家族に見守られ、静かに息をひきとりました。
父は、最後の最後まで、本当に立派でした。
父らしく、それを貫いた生き様を私は誇りに思っています。
葬儀には多くのご会葬、ご弔電、お心のこもったお花
御供物、ご厚志を
いただきまして誠にありがとうございました。
心から御礼申し上げます。
はじめての喪主を経験し、おそらく不行き届きが多々あったことと
思います。
どうぞ、お許しくださいませ。
亡くなる前から、眠れぬ夜が続き
葬儀が終わるまで、本当に精神的にきつかったのですが
昨夜はぐっすり眠れました。
気が付いたら昨日(15日)は夫と息子の誕生日でした。
夜、私が涙を流していると「お母さんは、すごくがんばったよ」と
優しく声をかけてくれる息子。
私が気づかないことまで先回りして気持ちをはらい
さりげなくフォローしてくれる夫。
本当に幸せです。
今、心配なのは母。
「お母さんのことは任せてね、心配ないからね」と父に宣言しました。
父は黙って頷いていました。
しっかり支えていきます。
家族あっての自分ですね。
今月はご予約もありがたことに立て込んでいます。
役所関係、金融関係、その他諸々
手続きも、驚くほどありますね。
3月中になんとか終え新年度からは新たなスタートをきりたいと
思っています。
父が大切にしていたこと、もの、考え方
私も、それを守っていきます。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。
本当にありがとうございました。