いつも髪の毛をカットしてくださっている先生の、そのまた先生。
私が初めてH先生にお会いしたのは18歳の時です。
まだ高校生で、理容師になるつもりもなかったのに
いつの間にか、そんな気持ちに少しなり
専門学校への進学が決まった頃
H先生が松本にいらしていて、お会いしました。
「これから君が親元を離れて生活していく中で
いろいろな辛いこともあるかもしれないけれど
そんなときは、お父さんお母さんのことを思い出してごらん」そう
言ってくださいました。
私はその言葉がずっと心にあって
親のことはよく思い出しました。
ありがたいお言葉でした。
H先生は、今もとても輝いてご活躍されています。
その先生が、ハサミを手にしての、つい最近のご発言。
「技術者は自分の使い方を工夫しなければプロとは言わない」
これからの私にとって、とても重みのあるお言葉です。
どんなものも、必ずタイムリーに降ってくるから不思議です。