こちらの画像は先日のフロー塾で使用した
パワーポイントの一枚です。
基本的なことですが、ぜひ意識をして
練習に取り組んでください。
レーザーが自分の手のように動かせるようになるためには
理屈ではなく、どれだけ手にし、動かしてみるか
それで変わります。
そして、それには持ち方も関係してきます。
自身の持ち方が正しいか、確認をしてください。
姿勢、立ち位置で刃の当たりは全く変わります。
それを知らない理容師さんがほとんどですが
フロー塾を受けた方々にはご理解いただきたいですし
そうでなければ困ります。
可動域についても、インストラクターの声を思い出して
お顔そりをしてください。
刃角度も、立ちすぎの方が多いです。
寝かしすぎも、NGです。
ですが、ある角度を覚えてしまえば、何も難しいことはありません。
一番最後に書いてあります
*モデルさんへの感謝の気持ち
これは、実技講習でペアを組んで練習をする際
お相手の方への感謝の気持ちを忘れてほしくない、ということです。
 
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先日のフロー塾第4期は日程の関係で1回目と2回目が

一週間しか間がありませんでした。

受講された方々も、とても大変だったこととお察しいたします。

フローシェービングは同じ部位を何度も逆剃りをしても

お肌に負担がかからないシェービングです。

それでも、これから技術を覚えようとされている皆様のシェービングでは

バーが当たらず、刃だけが当たり

お肌にダメージを与えてしまうこともあります。

たった一週間空けただけでの相モデルでの実習は

ハードなものであったと思います。

充分な技術を身につけていない方のシェービングを受けることは

なかなか勇気も、忍耐も必要です。

ですが、それはお互い様です。

技術向上のためのハードルです。

お顔を貸していただけることに感謝をすること。

そして、たとえ上手でなくとも剃ってもらえることへの感謝の気持ちを

忘れてほしくないです。

やってもらっての学びも多くあります。

気が付いたことは、その時に、きちんとお伝えする。

ですが、その際も暗いいやな顔でお伝えすることは

大人のすることではありません。

自分がそれをされたら、どうでしょうか。

少なくとも、接客の仕事に就いている私共理容師であったならば

お相手に対する思いやりの気持ちをもって

例えば、刃の当たりが強かったならば

「ここは当たりが強かったから気をつけたほうがいいかもしれません」と

誠実に伝えるべきです。

言ってもらえた人は、素直にそれを受け止め感謝しましょう。

学ぶべきことは技術だけではありません。

毎回、そんなことを思いながら

実は私自身が学ばせていただいていると感じています。