本日はご新規のお顔そりのお客様がいらっしゃいました。
転勤で松本に来られて初めてのシェービングだったそうです。
今までも月に1度、シェービングをされていたそうです。
他のサロンさまと、当サロンのやり方には
もしかしたら違いがあるかと思います。
終わってから、ハーブティーをお飲みいただきながら
感想をお聞きしましたら
「全然ちがいますね」という嬉しいお言葉でした。
クリームを塗布して、2回しかも剃る方向を若干変化させながら剃ると
剃り残しがないばかりでなく
角質をやさしく取り除き、お肌の肌理を整えることができます。
それが可能なカミソリがフローレーザーです。
もちろん、替刃を使用します。
替刃をホルダーに差し込む前に
機械で製造された替刃の刃先にわずかに顕微鏡でしか
確認はできませんが、存在する「バリ」を
ポリッシュして滑らかにしてからお客様へのシェービングを行います。
「バリ」は「コーティング」とは違います。
実際に、仲間で剃り合うときに
ポリッシュをした刃、していない刃では
明らかにお肌への感覚が違ってきます。
それだけ微妙なものです。
理容師でなければ、わからないことかと思います。
理容師はわからなければいけないことだとも思います。
私と石井インストラクターはお互いの顔を剃り合い
感想を伝えたり、技術向上のための意見交換をしています。
それもすべて、大切なお客様のため。
そして、共にがんばろうとする理容師さんのためです。
カミソリも刃も、様々な道具があります。
それぞれを理解し、使いこなすことが
プロならではの仕事だと思います。
今度の月曜日にも東京でフロー塾が開催されますが
そこにご参加くださっている皆様は向上心があり
さらに質の高いシェービングを身に着けようとされている方々です。
そして、実際に受講され
その良さを実感されています。
「お肌がわかる優しさ」をこれからもお伝えしていきます。