昨日は、私の母校でもあります学校法人 全国理容中央学園

中央理美容専門学校から取材をお受けする、という経験をいたしました。

自分がお世話になった学校の

何か少しでもお役にたてるのであれば

そんな嬉しいことはありません。

貴重な経験をありがとうございます。

 

ところで

私のサロンでは当然のことながら男性のシェービングも

女性のシェービングも行っています。

 

男性の場合、ご自分でもお髭を剃ることが日常ですが

それでも、サロンでのシェービングを望んでいただけます。

自分では剃ることができない

細かい部分、お鼻まわり、耳周辺、目のまわり、額

首、喉。。。などもキレイになります。

男性のお客様は剃ること、剃られることのプロでもあります。

 

そんな方々からもフローシェービングは大変好評です。

痛くない。

きれいに剃れる。

翌日以降のお肌もなめらかさが違う。

気もちいい。

 

この・・・「痛くない」ということは重要です。

男性にはお髭があるので

少しでもお肌に刃が食い込むような負担がかかりますと

お肌を傷つけ「痛み」を感じます。

 

でも、これは男性に限ったお話しではないのです。

女性にはお髭がないので、痛みを感じるほどのチカラは加わらないので

痛くはありません。

もしも、剃っているときから痛いのであれば

それは相当な負担で、ヒリヒリしたり赤くなってしまったり、という症状が起きます。

 

ただ、痛みを感じなくとも

カミソリの刃をお肌の上に置いた時点で

お肌への食い込みがあり

どんなに優しくカミソリを置いても・・・です。

まして、それを動かしうぶ毛を剃るので

お肌への負担は大きくなります。

 

その負担を最小限にとどめ、気持ちよく

きれいに剃ることを可能としたのが「フローシェービング」です。

技術を行わない理容師でない人にはわからない話です。

理容師でありながら、この話がわからない人は困ります。

勉強が足りませんね。

 

男性のシェービングと女性のシェービングは全くの別物。という認識に間違いはありませんが

お肌への負担、という観点で見ると

実は同じことです。

 

そもそも、シェービングはお肌へ負担をかけるものだから、というところからのスタートではなく

お肌へ負担はかけずに剃る、というところからのスタートでなければ

本当の意味でのプロの仕事ではないと思います。

 

 

 質の高い仕事を行うことは

自分の人生をも変えると思います。

ひとりでも多くの理容師さんに

そんな志をお持ちいただきたいと思っています。