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松本でも桜の開花が宣言されました。

今年は気候が少し例年とは違うように思えますが、植物は咲く刻を知っていますね。


そんな4月のスタートに
私も新たな出発点へ立ちました。

一般社団法人 日本衛生管理協会が設立されまして

私も、そのメンバーとして今後活動をしていくこととなりました。

協会の活動につきましては、ホームページよりご覧くださいませ。


理容業界は、技術の勉強も新しい薬剤の勉強もとても熱心に行います。

それは、お客様に対してより良いテクニックでお応えしご満足いただきたいからです。

当然といえば当然の努力であると思います。


専門学校の頃から、ずっと講習会への参加も自主練も欠かさないことでしょう。

けれど、それと同じくらい大切な消毒、衛生管理についてはどうでしょうか。


保健所の指導を受けることだけでは、理容師としての義務を果たしていることにはならないと思います。


その昔、私が幼い頃行っていた銭湯では水質検査などは行われていませんでした。

ですが、今はスーパー銭湯でも定期的にお湯の検査が行われています。


時代は変わっているのです。


肝炎やエイズなど、血液を介して感染するおそれのある病気もあります。

お客様のお肌に鋭利な刃物を当て施術をする私たちの責任は重大です。

それだけではありません。

学べば学ぶほど、危機感も責任も感じます。

「責任」を感じ

人からは見えないところで、きちんとした衛生管理を行う方々と出逢い

お客様のため、自分たちのため

がんばっていこう、という想いのもと日本衛生管理協会は生まれました。


同業の方々からは、もしかしたら冷ややかな目で見られているかもしれませんが

どこでもやっていない学びを、やっていくのです。

理容師だから。


行く行くは、歯科、医療とも連携をしていくことを視野に入れ

努力を重ねてまいります。

どうぞ、よろしくお願いいたします。