今日は暖かい一日でしたね。


日も長くなり、やっと寒い季節とお別れかと思うと嬉しいです。



先日、いつも一緒に勉強会をしている仲間たちと「ヘナ」の講習会に参加しました。




「ヘナ」って、聞いたことがある方も多いと思いますが



化学物質に頼らない白髪染めです。



染める、という言葉を使うとヘアカラーと同じように捉えがちですが



「カラートリートメント」という表現のほうが当たっているように感じます。




頭皮や毛髪の健康に良く、ついでに白髪を染めてくれる・・・



優れものです。






先生は江口先生、通称グッチさんです。


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ヘナを勉強し、扱うようになって19年という経験をお持ちの先生です。



私は、自分自身アレルギー体質で


たとえば金属、またはカニやエビなど


さまざまなアレルギーを持っています。


花粉症も、ひどくはありませんが発症します。




ですので。。。



いずれ、もしかしたらヘアカラーでもアレルギーが出てもおかしくない・・・と考えています。




そして、この仕事につきながら


こんなことを言ってはいけないのですが



やはり、カラー剤、パーマ液などは身体に良いものではないと認識しています。


全面的に否定するわけではありません。


そのような理由から、ヘナをきちんと学びたいと思いました。




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先生が、このようにウィッグを持参し説明をしてくださいました。


一番手前のウィッグが白髪50%の、何も施していないウィッグです。




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ヘナ天然100%と表示され販売されているものの中にも


実は化学物質が含まれているものは、たっくさんあります。



先生は、多額のお金を費やし成分分析までしてくださっています。



写真の一番左と、その隣のヘナは、グッチさんの会社で製造販売している



舐めることができる安心安全のヘナです。



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白髪50%の毛束をさまざまなヘナで染めていきます。



ヘナは、化学物質を含まないので染まるまでに時間がかかります。



3時間は放置します。


良いものが含まれているので、短時間で流してしまったら


もったいないという発想です。





時間を置けば置くほど、しっかりと良い色に染まり



毛髪も頭皮もコンディションが良くなります。




繰り返し施術することで、ツヤツヤでハリのある美しい髪の毛になっていきます。



頭皮も、健康になっていきます。





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グッチさんが、インドまで出向き



実際にヘナが育っている畑や摘み取りの様子


工場でどのように作られているか、など写真に収めたものを見せていただきました。





楽しいトークと共に、普通のヘアカラーとヘナは全く別物であるという思考が



私たちの頭の中にインプットされました。




お話をうかがっている間に、毛束も染まり色味の確認をしました。



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今回は、実際のモデルさんで試すところまではいかず



理論を学びました。



大切なお客様のために、私たち理美容師が勉強をしなければならない



その責任があることを痛感しました。




次回はいよいよ実技となります。




私も染めていただきます。



また、ご報告させていただきますね




ヘナの世界にどっぷりと浸りそうな予感がします。