週末にTour Alberta for Cancer という、というチャリティーイベントにボランティアとして参加してきました。
これは、がん患者さんを支援するためのチャリティーサイクリングイベントです。
参加者は土日の2日間、自転車でShort (65km)、Most Popular (100km)、Challenge (150km)というコースから自分に合ったコースを選んで走ります。
参加者の1人と話した時には「1日目で思ったよりも体力を消耗したので2日目は2-3時間ですむ短いコースにする」、と言っていたので、どのコースをいくかはその場で決められるのかな?と思いました。
チャリティイベントなので、ただ自転車で走るだけではありません。
参加する人たちは、事前に家族や友人、職場の人たちなどから寄付を集めます。
そして、その寄付金がアルバータ州のがん研究や、がん患者さんへの支援に使われるそうです。
参加者の中には、がんを経験した人や、家族や友人ががんと闘っている人もいて、開会式では去年ガンの診断がくだったという女性がスピーチをしていました。彼女も「早く長くは走れないけれど、私も参加します」と言っていて、。
それぞれいろいろな思いを持って参加しているんだと思うと泣きそうになりました。
今回、私が担当したのは Recharge & Recovery Zone。
ここは、長距離を走ってきた参加者がちょっと休憩したり、ストレッチをしたり、体をほぐしたりするためのスペースです。
中にはヨガマットやフォームローラーなどが置いてあって、自由に使えるようになっていました。
私の仕事は、使用後のヨガマットを拭いたり、部屋をきれいに整えたり、参加者が気持ちよく利用できるように様子を見ていること。
いわば「見守り&後方支援」です。
ところが、この週末は気温が30℃を超える暑さ。
かなり暑かったこともあって、体調を崩してしまった参加者も多かったようです。
Medicalのセクションも利用者が多かったそうで、ダンさんもオートバイでコースを巡回しながら、体調が悪くなった人をピックアップしてくれるチームに連絡をして、引き渡すという対応もしていたそうです。
そんな状況を見ていると、具合が悪くなるほどではなくても、もっと多くの人にRecharge & Recovery Zoneで早めに休憩してもらえたらよかったのにな、と思いました。
実際、近くを通りかかったライダーに、
「ここでストレッチしたり、ちょっと休憩できますよ」
と声をかけて、この場所を説明してみると、
「これはいい!こんな場所があるなんて知らなかった!」
と言って利用してくれる人もいました。
中には、次の日も戻ってきて利用してくれた人も。
それを見ていると、場所そのものが悪いわけではなくて、「ここにこんな場所がありますよ」ということが、参加者に十分伝わっていないのかもしれないなと思いました。
そこで、同じ場所でボランティアをしていたマッサージ担当の方と話しているうちに、あるアイデアを思いつきました。
次回は、このスペースを半分に区切って、同じ建物の中にマッサージのセクションとストレッチのセクションを作ったらどうだろう?
マッサージは人気のあるサービスなので、マッサージを受けに来た人が、順番を待っている間にストレッチをしたり、フォームローラーで体をほぐしたりできます。
マッサージを受けない人も、ちょっと休憩したり、ストレッチをしたりする場所として利用できます。
そうすれば、今よりもっと多くの人にRecharge & Recovery Zoneを知ってもらえて、利用者も増えるんじゃないかなと思いました。
せっかくなので、このアイデアをイベントのボランティア担当の方に提案してみました。
そうしたら、思った以上に気に入ってもらえて!
「それはいいアイデアですね」という感じで、前向きに受け止めてもらえました。
言ってみて良かった。
コーディネーターさんも「ボランティアや参加者からの提案やフィードバックで、イベントも毎年少しずつ良くなっていくので、どんどん言ってください」とオープンな感じでした。
今回はボランティアとして参加しましたが、言われた事をするだけじゃなくて「もっとこうしたら参加者に喜んでもらえるんじゃないかな?」と考える機会にもなりましたし、そういう思いを前向きに受け止めてもらえたのは良いなと思いました。
そして、ダニー氏も別の場所でボランティア。彼は去年に続いて2回目の参加で、私も彼に誘われて参加した次第。
ダニー氏はオートバイでコースを走って参加者をサポートする役目でした。
実際に参加してみると、自転車を走る人だけではなく、たくさんのボランティアやスタッフが、それぞれの場所でイベントを支えていることがわかりました。
参加する人、寄付をする人、運営する人、そしてボランティア。
いろいろな人の力が集まって、一つの大きなイベントになっているんですね。
今回は後方支援のようなボランティアでしたが、こういう形でも誰かのお役に立てるのはいいなと思いました。
そして何より、暑い中、2日間自転車を走り続けた参加者の皆さん、本当にお疲れさまでした!
サポートのバイクの皆さんの出発前の準備(トランクなどに水のボトルと氷を詰めて、自転車の人たちに手渡したりもします)



