初めに…

タイトルの「龍」と「竜」は、あえて漢字を変えています。

私の中では、西洋のドラゴンは生き物の「竜」、

アジアの神獣としてのドラゴンは「龍」。
そんなイメージで、今日はちょっとした独り言を。

 

クレイアートのワークショップに常連らしい女の子がいました。

 

なかなかこだわりのある子で、「家のベースは白い粘土」と言われても、「私は黄色で作りたい!」と黄色の粘土をもらっていて(なかなか良い出来になっていました)、アーティストの卵という雰囲気が溢れていました。
 
さて、龍の形を作っている時に、その子が「どうしてアジアの龍には翼がないの?」と聞いていました。
 
インストラクターは「そうだね、西洋の竜には翼があるのにね」と答えていましたが、これという理由は出てこなかったようでした。
 
 
あー!語りたい!
 
アジアの龍は空を飛ぶんじゃなくて
空を泳いでいるんだよー!
 
アジアの龍は水をつかさどる神獣で
東を守護し、春の象徴でもあるんだよ。
 

ちなみに、
西を守護する白虎は風を、
南を守護する朱雀は火を、
北を守護する玄武は土をつかさどっているんだよ。

 

地にある水と空にある水を自由に行き来するから、翼なんていらない。
 

大きな気の流れに乗って、泳ぐように進むんだよ。

 

ほかにも子どもやお母さんが屋根にうねりのある飾りを作っているときに「ヘビを巻き付けるように」と言われて「え?これヘビなの?どうして?」なんて言ってたっけ。

 

ヘビに悪い印象があるのも悲しいな。
 

巳年なんて「どうしてこんな干支があるの」って言ってた同僚もいたっけ。

 

でもアジアでは、ヘビは神様の使いにもなるんだよ。
脱皮は成長の象徴。


古い殻を脱ぎ捨てて、新しい自分へと変化していく。
 

そして年を経て、いつか竜へ、龍へと変化していくんだよ。

 

西洋のヘビのイメージからすると、
「ラッキードラゴン」や

「巳年」があるのは不思議かもしれないけど、
 

アジアの文化では、また違う世界が見えてくるんだよ。

 

時間があって、勇気があれば、教えてあげたかったな。

 

…なんて、解釈は我流なので間違ってるかもしれないけれど。

 

旧暦のお正月にはチャイナタウンのイベントに行くと言っていたし、いつかこういう話にも触れてくれたらいいな。

 

…という、独り言でした。

 
Copilotが描いたイラスト(白虎なのに黄色い…)