一日目はカルガリーから
Cranbrook(クランブルック)へ。
日曜日に出発した初日。
- Hwy1Aからバンフを経由するルートにするか、
- Hwy22からHwy3を通る南ルートにするか
で迷いました。
せっかく天気も良かったので、景色を楽しめるバンフ経由ルートを選択。
全体で約5時間の短距離移動なので(ルートによっては8ー9時間走行の事もありますが、今回の旅は全体的に1時に4-5時間の移動というリラックスな旅になりました)朝もゆっくり目に9時半ごろの出発にしました。
朝の気温は低いので、気温がある程度上がってからの山道走行にしたかったのが一番の理由です。
ヘルメットの話
実は今年は新調したSCHUBERTH(シューベルト)カーボンファイバーヘルメットですが、丸形の私の頭には合わず、2時間も走ると頭痛が…。
そのため、1.5-2時間ごとに休憩をとることになりました。それ以上は頭が痛くてヘルメットをかぶっていられないのです。
休憩のたびにダニー氏が痛い部分のパッドをスプーンを使ってつぶして調整してくれました。
ヘルメットは頭の形に合わせて選ぶ必要があります。
以前使っていたHJCのヘルメットは丸形の頭にフィットして快適でしたが、風切り音で耳が痛くなったり、重さで首がつかれていました。
対してダニー氏は以前は日本メーカーのSHOEIを愛用していました。横幅が狭く前後に長い頭に合うメーカーらしい。
…とおもったらこんなサイトが(「アライ頭」「ショウエイ頭」って本当?快適なヘルメットの選び方 | おすすめバイク用品情報サイト)
これによると日本ではアライのヘルメットが合う丸形の頭をアライ頭、ショウエイのヘルメットが合う横幅が狭い頭をショウエイ頭というのですね。うん、わかる。
- アライ頭:
- 前後の長さが短くて、横幅が広めの頭の形
- 丸型タイプで、日本人に多い頭の形に合う?というイメージ
- ショウエイ頭:
- 前後の長さが長くて、横幅が狭めの頭の形
- どちらかというと面長タイプで、海外の人に多い頭の形に合う?というイメージ
シューベルトヘルメットは基本的に楕円系の頭にあうため、丸形の頭の私が長時間装着で頭痛になるのも納得です。
ダニー氏が調べたところ、シューベルトヘルメットにはMサイズからは丸頭用のパットがあるらしいのです。次回はワンサイズアップでMサイズにして、丸頭用のパットにしたいと思います。
ダニー氏が調整してくれたおかげで、旅の2日目からは4時間装着が可能になりました。この調子なら、使用期限の3年間は使えそうです。
気温と装備の話
山を越えてBC州に入ると気温も上昇してきました。
今回は気温の変化を見越してダニー氏も私もジャケットを2種類用意しました。
- 初日&最終日:通常のジャケット。雨が降っても防水性に優れており、風も通さずに低めの気温のときに活躍。少しの気温の上昇もベントをあけることで風は多少抜けます。
- 中3日:メッシュジャケット。パット入りで事故の際の安全は確保できるものの、メッシュなので風を通してくれて暑いときの走行に適しています。バイクの走行は100km/hを超えると体感気温が下がりますが、私の場合は気温が24℃までであれば、中に長袖を着ることでメッシュでも寒くはないです。35℃を超えるとメッシュでも暑いですが…
BC州のOkanagan (オカナガン)とカルガリーの気温差が激しすぎました。最終日は実はヒーテッドジャケットがあっても良かったかも、と思ったほどだったし(16℃)、オカナガンでは35℃超えという気温差だったので、ジャケットを2種類持って行ったのは大正解でした。
一日目終了:Elizabeth Lake Lodge
バイク客にはWelcome Drink(ビール)かWelcome Chocolageがありました。
私たちはチョコレートを選択(ダニー氏は痛風持ちなのでビールは我慢)。
湖に面したグランドフロアの部屋で、外の椅子で夕方の景色を楽しめました。
(上の写真はロッジのウェブサイトから)
私たちの部屋の外の椅子からの眺め。
ペットフレンドリーで、犬を連れた人もいて、
犬と一緒に湖を眺めながらビールを楽しむカップルもいました。
夜にはダニー氏とミニゴルフも楽しみました。
こんなコースもあった。トイレの穴に入れる。
私たちが止まった部屋はこんな感じ。
湖を眺めながらのんびり過ごせるステキなロッジで、初日の疲れも癒されました。
私たちは普段はミニゴルフをしないのですが、やってみると楽しくて、デート気分になれました。
こんな素敵な場所を予約してくれたダニー氏に感謝。
快適で楽しい旅のスタートになって、大満足でした。
近くに行く方にはぜひおすすめしたいロッジです。