薬を飲ませて24時間様子を見てください、

と言われてマイロを連れて帰ってきたのが昨日。

 

今朝になってもマイロは

元気がありませんでした。


水を飲ませようとしましたが、

ちょっとだけ指先に着けた水をなめただけ。

 

スポイトで少しだけ飲ませましたが

少し嫌がる様子を見せて、

あとはうずくまるばかり。

 

ちょっとでも匂いがすれば

飛んでくるほどの大好物の

ローストチキンなら興味があるかと思いましたが

それにも興味を示さず。

 

午後になって再度クリニックに電話をすると

すぐに連れてくるように言われました。

 

血液検査の結果も脱水気味という以外は正常。

ウルトラサウンド(エコー検査)をすると

腸が詰まっているようだけれど、

よくわからない、とのこと。

 

専門家を呼んで

再度ウルトラサウンドをかけると言われ

今日も1000ドルが飛んでいきました。

 

それでもわからず。

「一晩止めて治療をしながら

 様子を見ようと思う」

と言われましたが、

それに4000ドルかかると言われました。

 

手術してみたら、

腸に詰まっている何かをとれるかも。

でも手術をしても何もないかもしれない、

とも言われました。

手術は4000~5000ドル。

 

要は良くわからない。

 

猫の治療に100万円出せるだろうか…。

薄情と言われるかもしれませんが

正直迷いました。

2000ドルかけて返事が

「よくわからない」となると尚更。

 

でもマイロはまだ生きている。

安楽死を、と簡単には言えませんでした。

 

「別のオプションもあるのだけど」

と、ドクターが続けます。

 

Calgary Humane Society 

(ヒューメイン・ソサエティ。

動物のシェルター)に

譲渡する手続きをすれば

彼らがマイロの手術をして

回復後は新たな飼い主を探すことになります。

これだとマイロを安楽死させなくても

すみますよ。


迷いましたが申し出を受けることにしました。

そのあと、私自身が引き取りたい…

とも思いましたが、それはできません。

 

まさかマイロを奪うために

わざと病気をなおさずに

引き延ばしているんじゃないでしょうね…

なんてことも考えてしまうくらいに

狼狽しました。

 

賛否両論があると思います。

 

でも、マイロが死ななくて済むなら

きっとこれが一番いい選択なんだ。

 

そんなわけでマイロは

私の手の届かないところに行きました。

元気で幸せになりますように。

 

一年の短い間ったけれど、

楽しい時間をありがとう。

マイロ、大好きだよ。

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もうすぐ一歳になる、という頃のマイロ。

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まだ小さかった頃のマイロ

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