カルガリーで気温や天気の変化が激しいのはいつものごとくですが…


今年は3月が暖かく(でもガーデニングには時期が早すぎて)、4月に気温が下がって(種まきをしちゃっていいのか迷いが出ました)、5月は乾燥して旱魃だと言われたと思ったら、6月は洪水が心配される雨続き。


カレル・チャペックが「園芸家12カ月」の中で言ってました。


彼を満足させるのは、いとたやすいことだ。正月元旦から三十一日までは零下九度で、降雪一二七ミリ(軽い雪で、それも、できれば降りたてのがいい)、曇りがちで、おだやかで、さもなければ西風がそよそよと吹いてくれれば、何も言うことはない。ところが、われわれ園芸家のことを心配してくれるものは1人もいない。「きみたちは天候がどうあればいいのか」そう言ってきいてくれる者なんか、ひとりもいない。だから、世界がこんなふうなのだ。




先日、ボランティア先のガーデニング仲間と話していたのは


「雨が降ると水やりが必要なくて良いけれど、陽がささないで気温も上がらないと植物の成長が遅いよね」


「雨でバラにサビ病が出てるしね」


夜のうちにシトシトとした雨が降って地面をしっかり濡らし、でも豪雨じゃないから植物を傷めず、日中はからりと乾燥した晴天で日照充分、気温も25〜28℃くらい、そういうのが良いなぁ」


思わずカレル・チャペックを思い出しましたよ。


さて、先日の記事にあげた写真ですが


右下に写っているバラが雨で地面に倒されてしまっていたので


「雨が降りそうだから剪定したら良くないかな」


と思いつつも(雨の時に剪定をすると切り口からサビ病のような病気や菌が入る事があるから)、切っちゃいました。



花を飾ると家が明るくなりますね。