サンクスギビングで飾りにしていたカボチャ。

例年だと廃棄するところなのですが、今年はベーキングに使ってみる事にしました。

はい、この子です。

小ぶりだし、飾り用のカボチャじゃ無くて、食用のシュガーパンプキンだったりするのかなぁ。

それとも甘みがほとんどない飾り用のカボチャなのだろうか…。

迷いつつも、半分に切り、種とワタをとってオーブンで400°F/205℃で30分ほど焼きました。

皮が柔らかく、ナイフで刺してみて、抵抗なく刺さるようなら出来上がり。

しばらく覚ましたのちに皮を剥いで(手で簡単に剥けます)、フードプロセッサーでピュレにしました。

これだとかなり水っぽいので、コーヒーフィルターを敷いた網の上で6時間ほど放置。
(本当だったらチーズの水切りの布を使うらしいです。日本だとガーゼか手ぬぐい?)


6時間後にボウルをチェックすると、こんなに水が出ていました。

ピュレも缶詰のカボチャのピュレくらいにはなったかな。

これでパンプキンブレッドとマフィンを作りました。

いつもならば砂糖の量を減らすのですが、ピュレを味見したところ甘みが全然感じられなかったので、そのままの分量で作りました。

【材料】20cm 10cmのパウンドケーキ型2個分か、マフィン型なら24個分

小麦粉(All purpose flour。中力粉かな)250 g 

塩 小さじ

ベーキングソーダ(炭酸)小さじ1

ベーキングパウダー 小さじ1/2

シナモン粉 小さじ1

クローブ粉 小さじ1(無くても良い)

ナツメグ粉 小さじ1(無くても良い)

無塩バター(マーガリンを使うなら塩が入っているので分量の塩はなくてもOK) 170g

グラニュー糖 400g (カボチャが甘いなら減らして)

卵(大) 2個

カボチャのピュレ(缶詰でも良い。スパイスや砂糖の入っていないもの)245g


【作り方】

オーブンは325℉/165℃に予熱しておく。


バターと砂糖をハンドミキサーでよく混ぜ、混ざったら卵を1個ずつ足してさらに混ぜる。ここでしっかりと混ぜてフワフワにするのがコツです。


フワフワになったらカボチャのピュレを加えてさらに混ぜます。


ハンドミキサーはここで終わり。


次に粉類を混ぜます。私は全部いっぺんに混ぜちゃいますが、丁寧に作る場合は粉類だけを別のボウルに入れて混ぜてから、ふるいにかけてもいいかもです。ふるいはなくても粉類を事前に混ぜ合わせておくと、スパイスが均等になっていいかもです。


私はそんな事はお構いなく、最初のボウルに粉類をどんどん入れていきます。入れたらスパチュラ(ヘラ?)でさっくりと切るように混ぜていきます。こねたり混ぜすぎると生地が潰れるので注意です。


混ざったら、生地を型に入れます。


私はマフィン型で12個、残りはベーキングシートを敷いたパウンドケーキ型に入れて焼きました。


このレシピは、私がいつも焼くのよりも温度が低め(いつもは350℉/180℉)なので、マフィン型は25分ほどかかりました(いつもは15分から、長くても20分弱)。


パウンドケーキ型も、この温度だと65-75分かかりました(いつもだと1時間くらい)。


おそらくパンプキンの水分が多いにで、低温でゆっくりと水分を飛ばしながら焼いたのかなぁ、と思います。


出来上がりは激甘でしたが、どことなくスターバックスのパンプキンブレッドみたいな感じで、うちのカナディアンたちには好評でした。


日本人向けだと砂糖は減らしたほうがいいと思います。多分150〜170gでいいと思いますが、これはパンプキンの甘さにもよるので、その都度加減が必要そうです。


あと、クローブが強かった。


家にあるのは引いていないもので、ミルで引いて使ったので香りが他のスパイス(既に粉状)よりも香りが出たと思われます。


個人的にはクローブとナツメグは無しで、シナモンだけでも良いかなぁ、と思いますが、クローブが入るとスターバックスのパンプキンブレッド感が出るし、シナモンを小さじ1、クローブとナツメグを小さじ1/2で作っても良さそうだと思いました。



ピュレがもう少し残っているので、何を作るか思案中です。


また報告しますね。