この間から愚痴を書き連ねていたプロジェクトですが…。

先日も理不尽なことが何度かあったり、意味なく急かされたり…とストレスの多い日々を送っていました。

そんな中で会社にあるレポートを出さないといけなかったので、その締め切りの日は「今日は忙しいから、待てる事は翌日まで待ってください」とお願いしていたのですが…。

それもあまり聞いてもらえず、レポートは締め切りギリギリにも仕込む形で提出しました。


急ぐとチェックが疎かになるものですね。

よりによって、予算内の一番良い気なアイテムを2回コピーして貼り付けてしまいました。

そんなわけで私にレポートは実際の数字よりも$30ミリオンほど大きなものになっていました。

…なんたる事。ガーン

ありえない失敗です。

せめて重複したのが小さなアイテムだったら良かったのに…。ショボーン

数字が変だ、となった時に、プログラムマネージャーは直接の質問をする変わりに「この作業のプロセスってどうなってるの?」という質問をしてきました。

私にではなく、全く違う部署の人に。

質問を受けた彼女は私が親しくしている人でもあったので「こんな変な質問が来たよ」と教えてくれました。


次にはガバナンスの人から「数字を確認して」と、これまた私にではなく、私の同僚に依頼が。

同僚が「これは君のプロジェクトだから一緒に確認しよう」と言ってくれて、私も当事者として確認作業に参加できました。

これは大感謝です。

エラーの箇所を見つけて、ガバナンスの人に報告のメールを出すときに、同僚は私にもCCしてくれました。

私もすぐに自分のマネージャーにメールで報告。エラーを一緒に見つけてくれた同僚にもCCして、更にビジネスアナリスト(BA。私たちのレポートを元に別のレポート作る人たち)にメールで報告。

「私の確認不足でレポートにエラーがありました。システムは既に確定されているにで来月まで変更はできませんが、こちらが正しい数字はこれです。これに関しては私が責任を取りますので、何かあれば連絡をください (i will take full responsibility, so please let me know if anything comes up)」とメッセージを添えました。

BAから早速スカイプでメッセージが入りました。

「連絡をありがとう。私のレポートは今朝が締め切りだったから修正に間に合うように連絡をくれてありがとう。失敗があった時に、すぐに必要な人たちに報告をして、自分の非を認め、しかもfull responsibility を取ると言い切るのはとても難しいのに、それが迷いなくできるということは、あなたは信頼に値する人だ」

大失敗でしたが、ありがたいことに外部に向けての報告ではなかった(来月レポートは外部向け)ので、ダメージは社内で収まりました。

そしてBAの信頼を得ることができたのは失敗から生じた良いことだと言えるかも。

その半日後にBA2人話す機会があったときに「何かあったら相談に来てね。私たちがついてるからね(we got your back)」言ってもらえました。


更に

「このプロジェクトに関わると普段から良い仕事をしている人たちが妙な失敗をしだすようだ。ケイだけじゃなくて、そういう妙なエラーが既に何度かあったと聞いている」

「このプロジェクトはどこかがおかしい。通常通りにうちの課の下に置かないと、今のままだと酷いことになりそう」

と懸念を表していました。

今回の失敗は少し後を引くかもしれないけれど、できる限りのダメージコントロールはできたかな、と思います。


次は失敗しないように気をつけよう。
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