前に似たことを書いていたとしたらすみません。
うちの上司はリーダーとしてのスキルが不足しています。
まずはうちの部署が何をしているのか、何ができるのかを理解していません。
「マネジャー」は特殊な存在で、マネジメントができれば、部下がしている仕事のスキルは必要ありません。
逆に言えば、自分のエリアの仕事ができる人がマネージャーとしてのスキルがあるかは別なので、シニアレベルの技術者を、部署のマネージャーにしても上手くいかないことがあります。
とはいえ、部下が何をしているのかがわからないというのは問題です。
せめて、知ろうとする努力が欲しいところですが、「マネージャーは部下がしている仕事を部下が理解するレベルで理解しなくてもいい」を曲解しているのか、知ろうとする努力さえありません。
なので、彼女はマネージャーレベルの会議にうちのシニア技術者を必ず連れて行きます。会議で発言できるだけの理解(ハイレベルの理解)がないからです。会議で彼女がするのは技術者を紹介するだけ。発言もしません(できません)。
「うちの部署だけだよ。マネージャーが会議に部下を連れてくるのは」とシニアレベルの技術者が嘆いていました。
例えば社員向けのタウンホール(経営陣が会社の状況について説明し、そのあと社員からの質問答える集まり)で、COO (chief operating officer)がオペレーションに関する質問に答えられずに、壇上に部下を連れてきて代わりに説明させる感じ。
…恥ずかしいことです。
マネージャー宛に届く社内のお知らせメール、部下の仕事に関係がある場合はメールを回してくれるのですが、彼女はメールを読みません。読んでも理解できないからです。
なのでランダムにメールを転送してきます。内容に疑問があって質問した時の回答は「知らない。読んでないから。私はきたメールを転送しているだけ」。
あなたはスイッチボードですか?
当然ながら、仕事上の問題があっても、彼女に相談はできません。部下同士が話をして、他部署と話し合って、なんとかやっていっています。
普段から彼女が何をしているのかは、うちの部署内で謎の一つ。
そんな仕事ができない彼女が、唯一理解できておおごとのように騒ぐのが「有休消化の計画(今年の有給は今年中に消化しましょう、という部署内の決まりがある」「残業はしないようにしましょう」というあたり。
部下の有給残りを毎月チェックしてはメールをしてくるし、残業があればメールや会議でうるさくいってきます。
もっと、仕事の話で真剣になって欲しい。
毎月の進捗報告会議(月1回か2ヶ月に1回の割合で、簡単に現状報告などをするための個人面談)でそういうことも話しているんですけどね。
でもまあ、問題は話してもどうにもならないので、結局は自分たちで抱え込むことになるのです。
会社もマネージャーにマネージャーとしての手当てを出しているのだから、彼らがちゃんと仕事ができるように、スキルアップをサポートするなり、マネージャーの査定をしっかりするなりしてほしいです。
理想と現実の差なのでしょうか。
昨日の記事にもありましたが(リーダーを雇うべきところをジュニアレベルの作業員を増やそうとするとか)、お金をかけるところを間違っていると思うのです。
以上、愚痴でした。