金曜日はチームビルディングでボランティアに行ってきました。
同僚の1人は「皮肉な事に、自宅のフェンスは先週末に人を雇ってやってもらって、自分は今日ここで全く同じことをしているという…」と言ってました。確かに。うちもDGが裏庭にゲート作っているので、その時に今日のフェンス塗りの経験が生かせるかも。
フェンス塗りのあとはマルチング。こんな感じです。赤い木のチップを敷き詰めて行きます。
うちの部署が支援しているイースターシールズ・キャンプ・ホライズンという団体にお邪魔してお手伝いをするという、 年に一度の恒例の行事です。
この団体は障害がある人(メンタルもフィジカルも両方。腎臓病などの病気も含めます)を対象にしたサマーキャンプをしています。7歳から80歳までの人、誰でも参加ができますが、時期によっては特定の障害や病気を持った人にフォーカスしたサマーキャンプをしているようです。例えば腎臓に障害がある人が集まっていれば、食事や介護で間違いが起きにくいということでしょう。
障害を「チャレンジ」と見なして「挑戦は受けよう」という姿勢。半身付随(下半身が不自由、または脳梗塞などで右半身左半身が不自由など)の人が「ロッククライミングがしたい」と言えば「なんとかしようじゃないか。不可能はない。チャレンジがあるだけだ」と言って工夫の上になんとかする、そんな団体。
ラフティングも障害者はできない(何かあった時にロープを引いたり掴むことができるのが条件のところが多い)ところが大多数だけど、ここではできるという
そんなわけでカルガリーやアルバータ州以外からの参加者もあるそうです。毎年、夏前までにはその年の予約でいっぱいという…。他に似た組織がないということも理由のようです。
運営はファンディングと募金。うちの会社も資金的なサポートもしているようですが、うちの部署は毎年、この時期(サマーキャンプが始まる直前)に準備の手伝いをしに来るわけです。
部署が大きくなったので、今年は5グループに分かれて毎週金曜日に交代で来ています。うちのグループは3グループ目くらいだったようです。そのグループ内でも3-4チームに分かれて、それぞれの仕事が割り振られます。
私は今年が2回目。去年は雨の中(雨天決行)、寒さに震えながらも、草抜き、花の植え替え(花農家からの寄付で花が送られて来たようです)、プール周辺の片づけを済ました。他の人は壁の張り替え、ガゼボ(西洋風あずまや)作りなどをしたそうです。
今年は天気が良かったので、やる気も数倍。プール周辺の木製のフェンスのペンキ塗りと、敷地内の芝がない場所のマルチング。
フェンスはこんな感じです。ペンキというかステインですね。いい感じに塗れました。
フェンス塗りのあとはマルチング。こんな感じです。赤い木のチップを敷き詰めて行きます。
他のチームは古い小屋の解体やベンチ作りをしたようです。
楽しそう。
作業が終わると希望者はそのままパブへ打ち上げに。
私は今回は夕方に予定が入っていたのでパスしました。
良いことをした満足感とともに、普段は交流が少ない人とも一緒に作業をすることで仲良くなれるし、良いチームビルディングになったと思います。
楽しかった。