今日はAACEIのカルガリーチャプターによるディナーイベントに行ってきました。
AACEIはプロジェクトコントロール・アナリスト(コスト、スケジュール、リスク部門のプロフェッショナル)の参加する協会で、私も日中の勉強関係のイベントには何度か参加しましたが、ディナーイベントはネットワーキングやマーケティング中心のイベントと聞いていたので参加したことはありませんでした。
そんな私が参加したのは今日のスピーカーとプレゼンのトピックに興味があったからです。
本日のスピーカーは「Dysfunction: Canada after Keystone XL」を執筆した元トランスカナダ・パイプラインのシニア・エグゼクティブ(上級執行役員)でキーストーンプロジェクトに深くかかわっていたをDennis McConaghy氏による「Can Keystone XL and Other Major Hydrocarbon Infrastructure Projects Still Be Executed In Canada? (キーストーンXLやほかの大規模炭化水素系のインフラプロジェクトはカナダでまだ実現可能か?)」という題のプレゼンでした。
炭化水素系というのは石油や天然ガスの主成分で現在のエネルギー産業に欠かせないものですが、同時に地球温暖化の原因となるグリーンハウスガス(GHG:温室校がガス)を副産物として産出するので問題となっています。
話は地球温暖化を事実で向き合う必要のある問題として扱うことが基本となって、そこから「それでも経済や人々の生活を支えるために必要なエネルギーを送り届けるインフラはどれくらいのコスト、リスク、規模で必要なのか。大規模インフラプロジェクトは現在の状況(経済、環境、教育、情報)の中で可能なのか。何が問題で何が後押しとなるのか」というような話でした。
参加者が(場所がカルガリーということもあって)、ほとんどがエネルギー産業に従事するメンバーだったこともあり、話は盛り上がりました。
参加してよかったです。誰かとこの感動を分かち合いたい!とは思っても、DGやDGの友人に話し始めたところ(バイク仲間がバイクのタイヤ交換のために家に来ていた)、DGに止められてしまいました。退屈だったか?親しき中にも礼儀あり。自分が面白かったと言って他人に強要してはいけないですね。
明日、会社で話して盛り上がろう。