コミュニケーションって大切ですよね。

と初っ端から遠い目になるのは、仕事でやらかしてしまった例と成功例がほぼ同時に来たからかもしれません。

成功例は、仕事でプロセス変更をする事が決まった時に、会話に含めるべき人を的確に選ぶ事が出来て、グループ毎のミーティングの順番と参加者の選定を間違えなかった事が、スムーズなプロセス変更につながった事。

これ、話をする相手と順番を間違えていたら、話がややこしくなってたんだなぁ、と後で振り返って気付いて(やってる時は自然にやってた)、ちょっと怖かった。このプロセスの中で、新たに人脈を作ることができたので、それもプラス。

失敗例は、業者と話をしていて、経費の話をしている時に、こちらの話す内容と相手の話す内容が、実は違っていたのにお互いに同じ話をしていると勘違いていた…というものでした。これがどういうことかと言うと、例えばレポートの数字が1億円くらい変わってしまった、と言うか結果に繋がるわけです。私の場合もこん感じで凹む結果だったのですが、リカバリ(これまた必要な人と必要な話をして、というコミュニケーションですね)が早かった(人が気付く前に自分か気づいたのでフォローが出来た)、そこまでの損は出さなかったと…思いたい。

自分が扱うのが単なる数字じゃなくて、お金なんだと再確認して、今後は更に気を引き締めたいと思いました。

同じ事を話していても違う風に捉えるというのは、よくある事です。特に違うグループや、まして違う会社と話をする場合は、単語の定義が違ったりするので注意が必要。

例えばCGAという言葉。
カナダでは会計士資格の区分の1つでした(今はCAに変わってますが、これも会計とは関係ない人が聞くとキャビンアテンダントかと思うかも)が、アメリカで会計士はCPA。
インフラ関係の人には(カナダとアメリカ)、common ground alliance という地下のインフラの協会の事になってしまいます。

これくらい明らかに違うと分かるものならば会話中に前後につながりで「通じてない」とわかりますが、困るのは微妙に違うけど誤解したままで意味が通じてしまう場合。

今回はこのパターンでした。

来週に持ち越したのは別のコミュニケーション問題。

専門外の人と話している時にうまく説明できなくて悩み中。リスクとはネガティヴな結果を引き起こすものとポジティブな結果を引き起こすものがあります。つまりリスクとは悪いものではなくて「わからない(unknown)なファクター」ということ。実際に起こるかどうかわからないし(確率)、影響がどれほど出るかわかりません。確率とインパクトを掛け合わせたものに値段をつけてどれくらいを予算に組み込むかを決定するのですが、その金額を「何かが起きた時に、それで全てカバーできる」と誤解をされる事が多いのです。説明をしてもピンとこないらしいのですが、私のグループでは普通に会話で出てくる事なので、他のグループ(専門外の人)にとって、どの部分が難しいのかわかりにくいのです。なのでフォローがしにくくて説明がうまく通らない。結局は同じ説明の仕方になってて、話が進まないのです。プロジェクトを前に進めるために予算を組まなくてはいけないのに時間がかかりすぎている…どうしよう。

週末に作戦を練って、気を引き締めて来週からもがんばります。

今日はひな祭りですね。
ワシントンでは桜も咲いたとか?
日本からも寒緋桜の写真が届きました。

いいなー。カルガリーば今日はあたたかい(プラス9度)ですが、来週からは最低気温がマイナス15度の日が戻ってくるようです。でも日が長くなったことに春の訪れを感じて、ちょっと嬉しい今日この頃です。

写真は妹が送ってくれた河津桜です。
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