前回まではこちら。

2017 サンディエゴ ①

2017 サンディエゴ ②

2017 サンディエゴ ③

2017 サンディエゴ ④

 

昨夜が遅かったため、早起きはできず…。

起きた段階で7時過ぎ。9時までにハーバーに戻るには気力不足という事で、ホエールウォッチングは翌日に延期。
 
この日はシーワールドと動物園(バルボアパークの方ではなくて、郊外のサファリの方)に行くことに。
 
まずは海岸に歩いて行っての朝食です。
前日の散歩中に目にして気になっていたBaja Beach Cafeにしました。目玉焼きとトーストのベーシックなものにしたのですが、それでも多かった!起き抜けだった事もありますが、さすがにアメリカサイズです。DGが頼むものをつまみ食いするくらいでちょうど良かったかも。
 
これはDGの朝食。これにトーストが付いていました。美味しかったです。
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昨日のwoody'sはカフェという感じでしたが、こちらはビーチ沿いのメキシカンダイナーといった感じ。ここならまた来たい感じ。夜も良さそう。
 
食後は早速シーワールドへ。
残念ながら写真はありません。イルカのショーは素晴らしかった。イルカに足の裏を押されつつ水面を飛ぶように進むトレーナーに感動。こちらのショーに近いですが私たちが見た回は2頭のイルカの背に男性トレーナーが立つ、乗馬のトリックライディングを彷彿とさせるものもありました。
イルカにとっても遊びを兼ねたもののようで、決してアビューズでは無いということは知られて欲しいと思いました。
 
以前にblack fishというタイトルのドキュメンタリーで悪名を得たオルカのショーは残念ながら見ることはできませんでした。どのドキュメンタリーでもそうですが、作り手がどこからファンディングをうけ、どの立場で作っているのかを知らずに見ると、一方的な偏った見方を「正しいバイアスの無い事実」と誤認する事になると知る必要があります。どんなまともな動物園とや水族館にも言えますが、これらは博物館です。つまり研究機関や教育機関でもあるという事。偏った視点のアクティビストグループの声だけに影響されずに、公平な目で、改善するべきところはする一方でリサーチ組織としての存在理由を認める事も大事だと思うのです。対象を知らずして保護も保全もできませんから。
 
長くなりました。昼過ぎにシーワールドをでてフリーウェイを北上。サファリパークへ向かいました。
この頃になると私はマスタング・コンバーティブルが好きでは無いことを認めずにはいられませんでした。この車を気に入っていたDGには申し訳なのだけど…。
まずは風の強さと車高の低さが実際よりも体感スピードを早くしていました。視点が低いので、車線変更をする車が必要以上に近く感じられました。カリフォルニア州のフリーウェイでのスピードリミットの高さにも一因があったと思います。あと、日光のせいでカーナビが見えない上に、風が強いのでカーナビの音声も聞こえず、会話も聞こえない。道を探す間中、DGに向かって交差点の名前を叫び続ける私。Tottaly not funでありました。
 
このサファリパークへのドライブが一番長いドライブだったように思います。
 
サファリパークに到着した時にはすっかり精神的に疲れていました。
 
サンディエゴ動物園・サファリパークはサンディエゴ動物園の繁殖プロジェクトの一環として建設されたそうです。1800エーカー(7.3平米)の園内には300種もの動物たちが暮らしています。
 
入場して園内を歩きながら動物を見る事も出来ますが、ツアーに参加する事も出来ます。
 
DGはキャラバンツアーという動物も近くまで行けるツアーにしたかったようですが、あいにく空きがなかったため、Behind the Scenes Safari に参加する事に。こちらは動物大使(園内や外部に出てサファリパークの活動について紹介するために働く動物たち)に会ったり、動物に餌をあげたり、トラの飼育舎を訪問できる、サファリパークの裏側(behind the scenes)を垣間見れるツアーです。
 
最初にあったのはアリクイ。彼女は動物大使(animal ambassador)の一員。ここの部署の職員がanimal anbassadorとそのプログラムについて説明してくれました。セッションのあとでアリクイに触る事も出来ました。力強い手足と尻尾に感動。手触りはゴワゴワでした。
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その後、カートで園内を回りながら職員の説明を聞きます。{AA6233CF-5B52-47DD-8173-23AE7BC5B568}

広い園内には動物たちが自由に暮らし、自然繁殖により高い繁殖率も実現しているそうです。動物たちは世界中の動物園をつなぐ、動物園界のmatch.com(お見合いサイト)のようなサイトを通してマッチングされるそうです。シーワールドもそうですが、動物園は種の研究機関でもあり種の保存機関でもあります。トラの種類によっては自然界では絶滅し、動物園のみに残った種もあるそうです。いつか、動物園で生まれた個体が自然界に逆導入される事もあるのか…それは夢かプロジェクトプログラムかは今の段階では判断は難しでしょう。
 
次にあったのはオカピ(okapi)。その縞模様からシマウマの一種と勘違いされる事もあるそうですが、彼らは実はキリンの仲間。キリンの原種とも言われているそうです。
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オカピへも餌やり。ニンジン好きだそうです。
左にいるのは今回のツアーの案内をしてくれた職員。名前忘れた。😞
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生まれて間もないチーターの赤ちゃんも見ることができましたが、彼ら…我々がいくところをついてまわり「スポッティングされてる。我々を餌と思っているのか?」とこちらを不安にさせました。そう。野生動物に映画のような無邪気さや人間と動物は友だち…というのはありません。人間は彼らにとっては簡単に得られる獲物、という人もいました(職員に発言だったのだろうか?)。それは多分、本当なのだと思います。
 
最後はトラ舎にておばあちゃんトラに挨拶。この建物は部屋通しがトラが行き来できる通路でつながっており、人間に会う事なく運動ができるそうです。
 
先ほどの「人間は彼らには獲物」発言もありましたが、餌やりはトラの部屋に入るのか?という参加者からの質問に「まさか!(oh... absolutely no)」と答えていました。
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ツアーの後は2人で一般の人がいくトレイルをたどりながらツアーでは見られなかった動物をみて、園を後にしました。
 
楽しかった!
 
この日の夕食はホテルのすぐ横にあったメキシカン料理の小さなレストラン。La Playa Taco Shop。残念ながらアルコールはないので食事だけ。安い上にかなり美味しかったです。お酒がないとダメ、と言うのでなければ、ここはオススメです。
 
この日は翌日のホエールウォッチングに備えて早々に就寝しました。