前回まではこちら。
カルガリーで医者にかかる ①
カルガリーで医者にかかる ②
カルガリーで医者にかかる ③
カルガリーで医者にかかる ④
さて、木曜日にはエコー撮影に行ってまいりました。
前にも少し話しましたが、エコーやレントゲンなどは別の施設に行かなければなりません。そして、当然これも予約が必要。
家の近くにもレントゲンを撮れる場所はあるのですが(現にDGは家の近所に行った)、私が行っているクリニックで出してくれたリファレンスにはEFWレディオロジーでの予約をするように書かれていたので、リストの中から公共の交通機関でも行きやすそうなものを選び、電話で予約をとります。クリニックによって提携しているラボの系列が違うのでしょうか…それとももらう紙には一部のラボしか掲載されてないのか…それは不明です。
さて、EFWのウェブサイトによるとオンラインでの予約申し込みができるらしいのですが、その仕組みはオンラインの申込ページに名前と電話番号を記入して送信すると、先方から電話がかかってきて、電話で予約を取る…という…全然オンライン予約ではないのであります。電話での待ち時間が少ないのが利点ですが、携帯電話じゃない場合は電話のそばを離れられないので、結局電話で待つのと一緒。現に、私の場合はオフィスの固定電話にかかるようにしたので、ずーっと席が離れられず、30分くらいして「ちょっとくらいいいか」とトイレに行った隙にかかってきていました。あるあるですね。
留守番電話の表示を見た時の脱力感…。留守番電話に折り返し電話をするように言われていたので、かけなおしました。最初から素直に電話してもよかったじゃん。
今回は下腹部の検査ということで、検査の1時間前から水を4x8オンス(ほぼ1リットル)飲むようにとの指示がありました。普段、殆ど水を飲まない生活でしたが、体調を崩して以来、水をよく飲むようになっていたので、これは比較的楽にできました。
天気が良くて、駅まで10分歩いて汗をかいたので、最初の500mlは簡単に。残りはバスに揺られながらで気づけば1リットル飲み終わっていました。
以前の私では考えられません。
しかし!こんなに大量に水分接種をしたのでトイレに行きたくてたまりません。
ラボの受付の人に「トイレはだめよー。でもどうしても切羽詰まってるなら少しだけなら出してもいいけど、全部は出しちゃダメ」と言われ…「それは…なかなか高度な技術が必要ですね。自信がないので我慢します」と引き下がりました。
見かねたのでしょうか…時間まであと5分くらいあったのですが、呼ばれました。その日は平日の昼前だったからでしょうか、ほかには3人くらい待ってるだけで、静かなものでした。
検査技師の人はいかにも理系女子っぽい感じの方で(大学の同期に周りにいたような感じ。もしかしたら私もそんなだったかも…)なんとなく親近感が持てました。
「トイレに行きたいでしょう~。最初の膀胱がいっぱいの状態でとるやつはすぐに終わるからね。さっそく始めましょう」
カメラで膀胱あたりを押されると、ちょっと苦しかったですが、約束通り(?)にすぐに終わらせてくれて、「次はトイレの後、からの状態を見せてもらうわね。がんばって全部出し切ってね。一回では出切らないかもしれないから、ちょっと長めにトイレにいて、なんどかトライしてみて」とのこと。
そうは言ってくれたものの、施設内にトイレが一つきりだったので、次の人に何度もノックされて時間をかけることはできませんでした。
その後にからの状態を撮影し終え、全部で30分くらいで終わったのでした。
ドクターとの面談は金曜日。
「一日で結果は届きますか?」と聞くと、
「オンラインで受け取れるなら明日には届いているはず。うちのドクターはオンラインは使わないから実際に郵送しないといけないので大変なんだけど、あなたのドクターはオンラインを使う人だといいわね」とのことでした。
今回のラボはフットヒルズ病院のすぐ目の前(病院を挟んで西側に1つ、東側に1つあるのですが、私が行ったのは西側。そのほうが公共の交通機関の便が良かったので)でした。行きはカルガリー大学から9番のバス(20番でもOK)で行ったのですが、帰りはグーグルマップによると大学まで徒歩20分とのことだったので、歩きました。
天気が良くて汗ばむ陽気だったので、楽しい散歩でした。
20分歩いても息切れをしなくなっていたのも、回復を感じてうれしかったです。
さて。次はドクターとの面談です。結果は如何に。