まずはこちらの犯罪現場(crime scene)をご覧ください。



相変わらず写真を撮るのが下手なうえに、床も茶色、袋の中身も茶色、ばらまかれているものも茶色なので、ますます見づらい。

この袋の中身は NaturVet の Quiet Moments のサンプル。





DGがお気に入りのペットショップ(大型店じゃなくて個人経営のお店。店員さんがペットのことを真剣に考えてくれるところがいい)でバゲーラのトイレ問題をずっと相談していたのですが…このたび、こういう商品があるけど試してみる?と4粒をサンプルとして分けてくれたのでした。

帰ってきて、さっそく1粒あげてみたものの、肝心のバゲーラは全く興味を示しません。

半分にちぎってあげてみたけどだめ。

食べなかったね、と言ったものの、捨てるのもなんだし…(ケチなんです)と、バゲーラの餌に混ぜてみました。

朝までには無くなっていたので、どうやら食べたようでした。

バゲーラの様子もなんだか少し変。どことなくメロウな感じで…。

なんとなくマリファナを吸ってボーっとしている人のようです。(この状態のことを「Stoned といいます)。

DGもバゲーラの状態を見て「これはドラッグなのか?」と一瞬心配していましたが、お店の人は「Natural solution (自然療法の薬?)」と言っていたし…、ちょっとまて、マリファナだって化学薬品じゃなくて「natural」なのが売りの1つでは…?

それは冗談として。いちおう、ハーブのようなナチュラルレメディっぽいものらしいのですが、このバゲーラの状態はなんとなく嫌(すみません…ワタクシ、マリファナにも悪いイメージがあります)。

これは使うのはやめよう、とDGとも話し合ったのでした。

それから2週間くらいした頃でしょうか。バゲーラがやけにハイテンションになっていて、私にかみついたりしていたので(遊んでいるうちにハイパーになっていった)、残っていた半分のQuiet Momentをあげたのでした。

そして朝までには再び、Stoned な状態の猫。

これは落ち着かせているのか、単にぼーっとなっているだけなのか…よくわからない感じです。

そしてさらに1週間後。夜、一緒に遊んでいるときに Quiet Moment が入った袋を見つけて、ニャーニャー鳴いていましたが、普通のおやつをあげるとおとなしくなったので、そのまま放置していました。

夜中にドタバタと走り回っている音はしていたのですが、一人で遊んでいるんだろう(ネズミのおもちゃを追い回してい遊んでいることがあったので)…と思って放置。

そして朝になって、最初の写真の状態を発見したのでした。

3粒残っていた Quiet Moment は袋の中で粉々。

その粉も敗れた袋から飛び出して床に散乱。

バゲーラは素知らぬ顔。でもメロウになっていないということは、それほど食べることはできなかったと思われます。

「どうやらうちには マリファナ愛好猫 (a stoner cat)がいるようだね」とDGに笑われていました。

笑い事じゃないよ、まったく。サンプル品で良かった。この商品は買わないようにしよう。

しかし…、朝にこの状態を発見して、寝ぼけた頭にまず浮かんだのが「The Crime Scene」でしたよ。

犯人はこれがなくても、いつも通りにリラックスしてます。Bigger Business は彼の中ではペットシーツでする、というのが決定事項のようで、こうなると「問題」とは呼べなくなってます。これは彼の中の決まり事、彼の普通の状態、となってます。砂に埋めない分、臭いはありますが、片付けやすいこともあるので、まあ、このままいくんだろうな、という感じです。

強力な消臭器を買っててよかった(Critter Zon eという商品です。猫飼いの人には断然おすすめ商品です)。
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